容量が多すぎる電源ユニットを搭載するデメリット

こんばんは、クスノキです。この記事にたどり着く方の多くが電源ユニットの容量をどれくらいにすれば良いのか迷われているでしょう。

今回は自作PC初心者の方向けに容量が多すぎる電源ユニットを搭載するデメリットについて解説します。

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製品名NEXTGEAR JG-A5G60(ホワイト)
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NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイト5点セット)
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NEXTGEAR JG-A7A7X(ホワイト)
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電源ユニットの容量過多で壊れることはない

電源容量をどれくらいにするか迷われてる方にはこういう不安を持たれている方がいるのではないでしょうか。

必要以上に大きい電源容量を搭載してPCが壊れることはあるのか

ありません。仮に500W必要なPCに1500Wの電源ユニットを搭載してもその容量の差で壊れてしまうことはありません。

ただし電源ユニットにとって快適な状態で動作しているとは言えないため電源ユニットの寿命や熱を気にする場合は容量の多すぎる電源ユニットを搭載することはおすすめされません。

単純に予算の無駄遣い

500W必要なPCに対して1500Wのような多すぎる電源ユニットを搭載することは予算の無駄遣いです。電源ユニットの負荷率や電力変換効率といった後述する話よりもわかりやすいデメリットです。

500W必要な電源であれば最低でも500W、できれば650W、理論的な推奨容量は750~1000Wですが、1500Wはやりすぎです。

将来的により高性能のグラボを搭載するための余剰としてあらかじめ大きな電源ユニットを搭載しておくのは一つの選択としてありです。

電源ユニットの容量で最もおすすめなのは必要量の約1.5~2倍

PCの電源ユニットは各パーツの消費電力を合計した値の2倍の容量にすると良いと言われます。

理由は電源負荷率が50%の時が最も電源にとって心地のよい状態に設計されており、これが電源ユニットの寿命を長くすることに寄与し、発熱を抑えられます。

わかりやすいイメージとしては600W必要なPC構成で電源ユニットの容量が600Wであった場合、電源ユニットは常に100%の力で全力疾走することになります。しかし600W必要なPCで1200Wの電源を使用するのであれば余裕を持って走ることができます。

そしてPCの電源ユニットにおいて最も余裕を持って気持ちよく走れる(変換効率の良い)負荷率が50%に設計されているので各パーツの消費電力の合計値の2倍の電源ユニットを搭載しましょうということになります。

ただ24時間365日、常に100%の消費電力を要求するわけではないので現実的には1.5倍もあれば十分だというのが筆者の考えです。

電力変換効率とは:

入力された電力をPCで使える電力に変換される比率のこと

例:電力変換効率が80%で600Wの電源ユニットの場合、480Wが使用可能な電力となり残り20%は熱などに変換されることになります

負荷率とは:

電源ユニットの容量と各種パーツの消費電力の比率のこと

例:1000Wの電源ユニットに500Wの負荷をかけると負荷率が50%と表記します

多すぎる電源容量より品質を重視しよう

PCの電源ユニットは80 PLUS(エイティープラス)と呼ばれる規格が設けられており、どのランクの認証を受けているかでその電源ユニットの性能がわかるようになっています。

現在80 PLUSには6種類のランクが設けられており、それぞれ以下のような違いがあります。

ランクアイコン電力変換効率
負荷率
20%
負荷率
50%
負荷率
100%
80 PLUS80%80%80%
80 PLUS Bronze82%85%82%
80 PLUS Silver85%88%85%
80 PLUS Gold87%90%87%
80 PLUS Platinum90%92%89%
80 PLUS Titanium92%94%90%

電源ユニットの寿命を縮めるのは熱です。電源ユニットで最も無駄なく熱に変換されづらいのが負荷率50%に設計されています。

これは負荷率が高すぎても低すぎても熱に変換されてしまい電源への負荷は増すことを意味します。

容量の多すぎる電源ユニットを搭載することよりも重視するに値するのが80 PLUS認証のランクです。

500W必要なPCに1500W(80 PLUS Bronze)を搭載するよりも1000W(80 PLUS Gold)を搭載するほうがベター。予算に余裕があるなら80 PLUS Titainumも候補になります。

現実的に電源ユニットの80 PLUS認証はGold以上にするという目安を持っていれば十分でしょう。

おわりに

容量が多すぎる電源ユニットを搭載するデメリットについて解説しました。

大容量の電源ユニットを搭載しても致命的な故障を招くわけではありませんが、予算の無駄遣いになること、電源ユニットの負担を考えると容量よりも80 PLUS認証を重視したほうが良いことなどがわかると思います。

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