自作PCとBTOはどっちが安くておすすめか[2023年版]

こんばんは、クスノキです。これからゲーミングPCを購入するときに自作PCにするかBTOで購入するか迷います。自作PCとBTOでは価格面でどっちが安いか注目されがちですが、実際には多くの違いがあります。

今回は自作PCとBTOでは価格面でどっちが安いか、その他の違いには何があるのか解説します。

2024年4月におすすめのゲーミングPC

製品名NEXTGEAR JG-A7G6TG-Tune DG-I7G7S
G-Tune FZ-I9G90
CPURyzen 7 7700i7-14700Fi9-14900KF
GPURTX 4060 TiRTX 4070 SUPERRTX 4090
性能目安✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
△フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
◯4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
価格¥189,800¥279,800¥639,800
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※性能目安は負荷の重いサイバーパンク2077を基準とするもの
◯:設定を落とさず実現可能
△:設定を落とすことで実現可能
✕:実現不可

自作PCとBTOの違い

自作PCとBTOの違いを「価格」「手間・時間」「保証」「自由度」の4点にわけて解説します。

価格は自作PCの方が安い傾向

まずは価格面での違いに注目してみましょう。よく自作PCの方が安く、BTOの方が高いと考えられていますが、本当にそうなのか価格帯ごとに確かめてみます。自作PCのパーツは筆者の主観で検索したときによく選ばれているもので選びます。どのパーツを選ぶかによって生じる価格差はご了承ください。

約15万円のPCの場合

パーツ自作PCNEXTGEAR JG-A7G60
CPURyzen 7 5700XRyzen 7 5700X
CPUクーラーMASI MAG CORE LIQUID 240R V2水冷 240mm
マザーボードASRock B550M Phantom Gaming 4AMD B550
メモリGigastone DDR4-3200 16GBDDR4-3200 16GB
GPU玄人志向 NVIDIA GeForce RTX4060RTX 4060
SSDWestern Digital SN770 1TB1TB(NVMe)
HDD
電源CORSAIR RM750X 80 PLUS GOLD750W
ケースCooler Master MasterBox Q300LmicroATX対応
OSWindows 11 HomeWindows 11 Home
価格153,835円149,800円

約15万円のPCを購入する場合、今回の例だと自作PCの方が約4,000円高い結果になりました。今回選んだものよりも安いパーツはあるので値段にこだわれば自作PCの方が安く仕上がることはありそうです。

格安パーツを選んで安く仕上げることもできますが、それは表面的な価格が安く仕上がるだけで先々のことを考えるとむしろ割高になる気もします。そうなると保証に優れたBTOの方が良いとも言えそうです。それでも自作PCユーザーがいるのは好きなパーツを選べるという点です。

約25万円のPCの場合

パーツ自作PCG-Tune DG-I7G70
CPUIntel Core i7-13700FIntel Core i7-13700F
CPUクーラーMASI MAG CORE LIQUID 240R V2水冷 240mm
マザーボードASUS TUF GAMING B760M-PLUS D4Intel B760
メモリCORSAIR DDR5-4800MHz 32GBDDR5-4800 32GB
GPUMSI GeForce RTX 4070 VENTUS 2XRTX 4070
SSDWestern Digital SN770 1TB1TB(NVMe)
HDD
電源CORSAIR RM750X 80 PLUS GOLD750W
ケースCooler Master MasterBox Q300LmicroATX対応
OSWindows 11 HomeWindows 11 Home
価格240,618円259,800円

約25万円のPCを購入する場合、今回の例だと自作PCの方が約19,000円安い結果になりました。

約60万円のPCの場合

今回の例はBTO側もどのパーツを採用しているか明らかにしているもので、同じものを通販で購入した場合どういう結果になるかを見てみます。

パーツ自作PCG-GEAR neo GX9J-S237/ZB
CPUIntel Core i9-14900KIntel Core i9-14900K
CPUクーラーDEEPCOOL LS520DEEPCOOL LS520
マザーボードASUS PRIME Z790-A WIFIASUS PRIME Z790-A WIFI
メモリCORSAIR DDR5-5600 32GBDDR5-5600 32GB
GPUMSI GeForce RTX 4090 GAMING X SLIMRTX 4090
SSDCrucial P5 PLUS 2TBCrucial P5 PLUS 2TB
HDD
電源CORSAIR RM850X80 PLUS GOLD850W 80 PLUS GOLD
ケースCorsair 4000D AirflowCorsair 4000D Airflow
OSWindows 11 HomeWindows 11 Home
価格576,427円633,000円

約25万円のPCを購入する場合、今回の例だと自作PCの方が約56,000円安い結果になりました。5万円以上安く購入できるとなると価格面だけ見ても十分メリットがあるように見えますね。

上に3つ上げた構成パターンの場合、2つは自作PCの方が安く、1つはBTOの方が安いという結果でした。実際にはどのパーツを選ぶか、そして”いつ”選ぶかによってお得度は変わります。具体的に円高のときのほうが自作PCは安く仕上げられる傾向にあります。

BTOは金利0で分割払いも可能なケースが多い

加えてBTOメーカーは金利0でPCを購入できるキャンペーンを開催していることが多いです。数十万円の買い物を一括で買うのはなかなか大変です。

自作PCの場合は各パーツを通販で買うでしょうから、基本は一括払い、分割払いは金利が発生します。キャンペーン期間であればその限りではありません。

例えば30万円のPCを金利0で24回払いにした場合、月々の負担額は12,500円です。一括で数十万円の買い物は厳しい学生は重宝できるキャンペーンと言えるでしょう。

手間と時間はBTOの方がかからない

自作PCとBTOをどっちにするか迷うときに考慮しなくてはならないのは自分でパーツを組み合わせてPCを作ることができるか、という点です。

自作PCは必要なものを自分で購入して自分でPCを完成させなくてはなりません。その上でOSをインストールしたりBIOSを見たりと自作PCは面倒な作業も多く、ハードルが高いです。

その点、BTOは構成を自分で選んだら完成品が届きます。電源を繋げばすぐに使える状態です。納期もBTOの方が最近は短いです。3~4日で発送される例が増えています。

価格面で自作PCの方が優れている場合でも、そもそも自作PCを作ることができる、その手間をかけられないのであればBTOが圧倒的におすすめです。

保証はどっちもあるけど・・・

保証は自作PCとBTO、どちらも充実していますが、保証を利用できる場面が異なります。

まずは自作PC。自作PCの保証というのは各パーツが持っている保証のことを指します。大体3~5年は保証期間があると考えて良いです。

ただし自作PCの場合トラブルが生じた場合、どこに障害が発生しているか突き止めなくてはならないのは自分です。PCの障害は本当にバラバラです。CPUが悪くなる例はピン折れ以外でほとんどありませんが、電源ユニットが悪かったりストレージが悪かったり。グラフィックボードかもしれないし、普通に起動はするけど十分に冷却できていないCPUクーラーだったり。故障という一言だけでは想定できる事例が無数にあります。障害原因の検証に途方もない時間をかけることになることもあります。

BTOメーカーの保証はメーカーによって異なりますが、マウスコンピューターは24時間365日電話サポートに対応していますし、どうしても解決できない場合はメーカーにPCを送って専門家に原因究明から修理、解決まですべてをおまかせすることもできます。期間は3年間が標準でついており、プラス2年の有償保証に加入することができます。破損盗難補償は有償です。

ツクモ(TSUKUMO)の保証は落下、火災、地震、その他自然故障以外の損害も補償するサービスがあります。購入時に入ることもできますし、購入した後から加入することもできます。期間は購入日から3年間。修理費用は無料です。

保証の期間や内容はBTOメーカーによりますが、自作PCより手厚いという点は共通しています。故障時に自分で原因を探して故障パーツを取り替えるという作業を行える人は多くありません。その点BTOの方が安心感は高いです。

自由度は自作PCに軍配が上がるが・・・

自由度はカスタマイズ性とも言えます。自作PCの自由度は無限大。数多あるパーツを自分の好みに合わせて好き勝手組み上げることができます。自作PC最大の利点です。

一方、BTOはパーツの仕入先はメーカーによって異なるので自分の好きなパーツを搭載できるとは限りません。とはいえ、カスタマイズ性はBTOメーカーによって異なります。

サイコムと呼ばれるBTOメーカーはBTOメーカーというよりは自作PC代行のような位置づけです。構成を自分の好みにできるだけでなく、どのメーカーのどれという風に細かく設定して購入することができます。普通のBTOよりやや高額ですが、自作PCのメリットを享受しつつ、自作の手間はかけたくないというユーザーには大変満足度の高いBTOメーカーです。品質は言うまでもありません。

おわりに

自作PCとBTOの違いを解説しました。価格面だけを見ると自作PCの方が安いことも多いですが、その他の例も考えると後半におすすめできるのは圧倒的にBTOです。自作PCはどうしてもハードルが高く、何より障害が起きたときの対処方法も身に着けなくてはなりません。

その手間を楽しめるのであれば自作PCに手を出す適正は高いですが、不安があるのであればまずはBTOでPCのイロハを経験してから自作PCに手を出してみることをおすすめします。

2024年4月におすすめのゲーミングPC

製品名NEXTGEAR JG-A7G6TG-Tune DG-I7G7S
G-Tune FZ-I9G90
CPURyzen 7 7700i7-14700Fi9-14900KF
GPURTX 4060 TiRTX 4070 SUPERRTX 4090
性能目安✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
△フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
◯4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
価格¥189,800¥279,800¥639,800
公式ページ詳細を見る  詳細を見る 詳細を見る
※性能目安は負荷の重いサイバーパンク2077を基準とするもの
◯:設定を落とさず実現可能
△:設定を落とすことで実現可能
✕:実現不可



クスノキ

クスノキ

調べても難しく書いてあることが多い自作PCに関する情報をわかりやすく、それでいて網羅度の高いコンテンツ作成を目指しています。レビューもおすすめです。

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