Ryzen 7 9700Xで自作するときのおすすめ構成案

こんばんは、クスノキです。「Ryzen 7 9700X」で自作PCを作るときの構成案を紹介します。マザーボードは何から選べば良いか、グラフィックボードは予算の中から好きに選べば良いのでグラボ別電源容量目安を載せています。

2024年11月におすすめのゲーミングPC

製品名NEXTGEAR JG-A7G6TG-Tune DG-I7G7S
G-GEAR GE9A-X247/XBH
CPURyzen 7 7700i7-14700FRyzen 9 9950X
GPURTX 4060 TiRTX 4070 SUPERRTX 4080 SUPER
性能目安✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
△フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
◯4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
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※性能目安は負荷の重いサイバーパンク2077を基準とするもの
◯:設定を落とさず実現可能
△:設定を落とすことで実現可能
✕:実現不可

Ryzen 7 9700Xで自作するときのおすすめ構成案

CPU

マザーボード

今回使用するCPU「Ryzen 7 9700X」はオーバークロック対応モデルなので、マザーボードもオーバークロックに対応している「X670」にしました。

「Ryzen 7 9700X」を搭載する場合はソケットが「AM5」、チップセットは「X870, X870E, B650, B650E, X670, X670E, A620」のいずれかのものを選びましょう。

オーバークロックするのであれば「X870」もしくは「X670」のチップセットを搭載するマザーボードを選んでください。

標準モデルとなる「B650」も一応オーバークロックには対応しているのでオーバークロックをする明確な意志がないのであればBシリーズでも十分です。

グラフィックボード&電源ユニット

電源容量は大まかにCPUの消費電力とグラボの消費電力に75を足して1.5倍にしたものが推奨電源容量になります。余裕をもたせるのであれば必要な電源容量の2倍を推奨とする考え方もありますが、常に100%で負荷をかけるわけではないので1.5倍で十分だと考えています。

厳密にこれじゃなきゃダメだというわけではなくとにかく最低限必要な電源容量の1.5~2倍の電源ユニットを搭載すればOKです。

下記の簡易的な公式を使ってください。

(CPUの消費電力+グラボの消費電力+75W)x 1.5=推奨電源容量

75Wの内訳はおおまかにマザーボードが50W、メモリが15W、SSD(HDD)が10Wなどです。CPUとグラボを除いたその他のパーツが必要とする消費電力の総和がおよそ75Wです。

これらの式を用いて「Ryzen 7 9700X」といずれかのグラボを搭載するときに必要な電源容量を算出します。

Ryzen 7 9700X
(65W)
RTX 4090
(450W)
850W~
1000W
RTX 4080 SUPER
(320W)
750W
RTX 4080
(320W)
750W
RTX 4070 Ti SUPER
(285W)
650W
RTX 4070 Ti
(285W)
650W
RTX 4070 SUPER
(220W)
550W
RTX 4070
(200W)
550W
RTX 4060 Ti
(165W)
550W
RTX 4060
(115W)
450W~
550W

CPUクーラー

CPUクーラーは水冷の360mmラジエーターでよく冷えるものにしました。カラーバリエーションにはブラックとホワイトがあるのでどういうPCを作りたいかによってどちらを選ぶか検討してください。

メモリ

メモリはDDR5で32GBにしました。予算に限りがあれば16GBにしても構いません。

SSD

created by Rinker
ウエスタンデジタル(Western Digital)

SSDはNVMe M.2 Gen4で評価の高いウエスタンデジタルのSN770を選びました。

OS

OSはWindows 11 HomeでOKです。Proは個人ユーザーには不要です。

ケース

ケースは最も個性が表れる部分なので、好みで選んで良いと思いますが、筆者はフラクタルデザインのシンプルなケースが好きです。

ホワイトモデルもあるので白いゲーミングPCを作りたい方はホワイトモデルをどうぞ。

グリス

おわりに

「Ryzen 7 9700X」で自作PCを作るときの構成案を紹介しました。

どういうPCを作るか決まっていない方の参考になれば幸いです。



クスノキ

クスノキ

調べても難しく書いてあることが多い自作PCに関する情報をわかりやすく、それでいて網羅度の高いコンテンツ作成を目指しています。レビューもおすすめです。

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