Ryzen 7 7800X3Dで自作するときのおすすめ構成案

こんばんは、クスノキです。「Ryzen 7 7800X3D」で自作PCを作るときの構成案を紹介します。マザーボードは何から選べば良いか、グラフィックボードは予算の中から好きに選べば良いのでグラボ別電源容量目安を載せています。

2025年6月におすすめのゲーミングPC

製品名
NEXTGEAR JG-A7G60

G TUNE DG-A7G70

G-GEAR GE9A-R251/BH
CPURyzen 7 5700XRyzen 7 9700XRyzen 9 9900X
GPURTX 5060RTX 5070RTX 5080
性能目安✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
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Ryzen 7 7800X3Dで自作するときのおすすめ構成案

CPU

マザーボード

今回使用するCPU「Ryzen 7 7800X3D」はオーバークロック対応モデルなので、マザーボードもオーバークロックに対応している「X670」にしました。

「Ryzen 7 7800X3D」を搭載する場合はソケットが「AM5」、チップセットは「X670E, X670, B650E, B650」のいずれかのものを選びましょう。

オーバークロックするのであれば「X670E」もしくは「X670」のチップセットを搭載するマザーボードを選んでください。

標準モデルとなる「B650E」と「B650」もオーバークロックには対応しているのでオーバークロックをする明確な意志がないのであればBシリーズでも十分です。

グラフィックボード&電源ユニット

電源容量は大まかにCPUの消費電力とグラボの消費電力に75を足して1.5倍にしたものが推奨電源容量になります。余裕をもたせるのであれば必要な電源容量の2倍を推奨とする考え方もありますが、常に100%で負荷をかけるわけではないので1.5倍で十分だと考えています。

厳密にこれじゃなきゃダメだというわけではなくとにかく最低限必要な電源容量の1.5~2倍の電源ユニットを搭載すればOKです。

下記の簡易的な公式を使ってください。

(CPUの消費電力+グラボの消費電力+75W)x 1.5=推奨電源容量

75Wの内訳はおおまかにマザーボードが50W、メモリが15W、SSD(HDD)が10Wなどです。CPUとグラボを除いたその他のパーツが必要とする消費電力の総和がおよそ75Wです。

これらの式を用いて「Ryzen 7 7800X3D」といずれかのグラボを搭載するときに必要な電源容量を算出します。

Ryzen 7 7800X3D
(120W)
RTX 4090
(450W)
1000W
RTX 4080 SUPER
(320W)
850W
RTX 4080
(320W)
850W
RTX 4070 Ti SUPER
(285W)
750W
RTX 4070 Ti
(285W)
750W
RTX 4070 SUPER
(220W)
650W
RTX 4070
(200W)
650W
RTX 4060 Ti
(165W)
550W
RTX 4060
(115W)
550W

CPUクーラー

CPUクーラーは水冷の360mmラジエーターでよく冷えるものにしました。カラーバリエーションにはブラックとホワイトがあるのでどういうPCを作りたいかによってどちらを選ぶか検討してください。

メモリ

メモリはDDR5で32GBにしました。予算に限りがあれば16GBにしても構いません。

SSD

created by Rinker
ウエスタンデジタル(Western Digital)

SSDはNVMe M.2 Gen4で評価の高いウエスタンデジタルのSN770を選びました。

OS

OSはWindows 11 HomeでOKです。Proは個人ユーザーには不要です。

ケース

ケースは最も個性が表れる部分なので、好みで選んで良いと思いますが、筆者はフラクタルデザインのシンプルなケースが好きです。

ホワイトモデルもあるので白いゲーミングPCを作りたい方はホワイトモデルをどうぞ。

グリス

Ryzen 7 7800X3D搭載のおすすめゲーミングPC

CPUに「Ryzen 7 7800X3D」を搭載しているPCの中でおすすめのものを紹介します。順番はおすすめ順ではなく、価格順です。

MD46T78

CPURyzen 7 7800X3D
メモリ16GB
グラボNVIDIA GeForce RTX 4060 Ti(8GB)
SSD500GB(M.2 NVMe Gen4)
HDD-※
OSWindows 11 Pro 64bit
価格204,800円
MD46T78 - MDL.make

MDL.makeの「MD46T78」はRyzen 7 7800X3DとNVIDIA GeForce RTX 4060 Tiを搭載するゲーミングPCです。価格が204,800円。性能に対して破格の安さは実店舗を置かないことやSNSでショップ自ら広報活動に取り組むことで実現しています。フルHDで144FPSがとても安定し、ヘビー級のゲームでもフルHDでは60FPS以上で安定します。フルHDで240FPSは設定を落としても厳しいです。
圧倒的な安さを実現する反面、SSD容量が500GBとやや物足りないため注文時に増量しておきたいですね。標準でCPUクーラーが空冷になっているのでできれば水冷クーラーも導入しましょう。

NEO7878

CPURyzen 7 7800X3D
メモリ16GB
グラボRadeon RX 7800 XT(16GB)
SSD500GB(M.2 NVMe)
HDD-※
OSWindows 11 Pro 64bit
価格238,800円
NEO7878 - MDL.make

MDL.makeの「NEO7878」はRyzen 7 7800X3DとNVIDIA GeForce RTX 4060 Tiを搭載するゲーミングPCです。価格が238,800円。性能に対して破格の安さは実店舗を置かないことやSNSでショップ自ら広報活動に取り組むことで実現しています。フルHDで144FPSがとても安定し、WQHDでも設定を落とせば144FPSで安定します。ヘビー級のゲームはフルHDであればとても快適でWQHDでは設定を落とすことで快適に遊べる性能を持ち合わせます。
圧倒的な安さを実現する反面、SSD容量が500GBとやや物足りないため注文時に増量しておきたいですね。標準でCPUクーラーが空冷になっているのでできれば水冷クーラーも導入しましょう。

NEXTGEAR JG-A7G6T

CPUAMD Ryzen 7 7800X3D
メモリDDR5-5200 16GB(8GBx2)
グラボNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB)
SSD1TB
HDD-
OSWindows 11 Home 64bit
価格239,800円
NEXTGEAR JG-A7G6T - マウスコンピューター

NEXTGEAR JG-A7G6T」はAMD Ryzen 7 7800X3DとNVIDIA GeForce RTX 5060 Tiを搭載するゲーミングPCです。価格は239,800円。NVIDIA GeForce RTX 5060 Tiを搭載している点がこのモデルの魅力です。SSDもM.2 NVMeで1TBと多くの用途に応えるものになっています。オプションで内蔵HDDを追加できない点はネックですが、外付けHDDを使うことである程度容量不足を補うことはできるでしょう。ケースはミニタワー型と拡張性には乏しいもののコンパクトで場所を取らないのが魅力的です。

MD47S78

CPURyzen 7 7800X3D
メモリ16GB
グラボNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(16GB)
SSD500GB(M.2 NVMe)
HDD-※
OSWindows 11 Pro 64bit
価格259,800円
MD47S78 - MDL.make

MDL.makeの「MD47S78」はRyzen 7 7800X3DとNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを搭載するゲーミングPCです。価格が259,800円。性能に対して破格の安さは実店舗を置かないことやSNSでショップ自ら広報活動に取り組むことで実現しています。フルHDで144FPSがとても安定し、WQHDでも設定を落とせば144FPSで安定します。ヘビー級のゲームはフルHDであればとても快適でWQHDでは設定を落とすことで快適に遊べる性能を持ち合わせます。
圧倒的な安さを実現する反面、SSD容量が500GBとやや物足りないため注文時に増量しておきたいですね。標準でCPUクーラーが空冷になっているのでできれば水冷クーラーも導入しましょう。

NEO5778

CPURyzen 7 7800X3D
メモリ16GB
グラボNVIDIA GeForce RTX 5070(12GB)
SSD500GB(M.2 NVMe)
HDD-※
OSWindows 11 Pro 64bit
価格268,800円
NEO5778 - MDL.make

MDL.makeの「NEO5778」はRyzen 7 7800X3DとNVIDIA GeForce RTX 5070を搭載するゲーミングPCです。価格が268,800円。性能に対して破格の安さは実店舗を置かないことやSNSでショップ自ら広報活動に取り組むことで実現しています。フルHDで144FPSがとても安定し、WQHDでも設定を落とせば144FPSで安定します。ヘビー級のゲームはフルHDであればとても快適でWQHDでは設定を落とすことで快適に遊べる性能を持ち合わせます。
圧倒的な安さを実現する反面、SSD容量が500GBとやや物足りないため注文時に増量しておきたいですね。標準でCPUクーラーが空冷になっているのでできれば水冷クーラーも導入しましょう。

おわりに

「Ryzen 7 7800X3D」で自作PCを作るときの構成案を紹介しました。

どういうPCを作るか決まっていない方の参考になれば幸いです。

2025年6月におすすめのゲーミングPC

製品名
NEXTGEAR JG-A7G60

G TUNE DG-A7G70

G-GEAR GE9A-R251/BH
CPURyzen 7 5700XRyzen 7 9700XRyzen 9 9900X
GPURTX 5060RTX 5070RTX 5080
性能目安✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
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クスノキ

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調べても難しく書いてあることが多い自作PCに関する情報をわかりやすく、それでいて網羅度の高いコンテンツ作成を目指しています。

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