PC版COD:MW3が重い/ラグいときの解決方法

こんばんは、クスノキです。COD:MW3(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3)をプレイしていると重いと感じることありませんか?ゲームが重いときの原因は様々です。そもそもサーバー側が重たければプレイヤーが取れる対策はありません。しかし、PCの設定を最適化することでCOD:MW3の重さを軽減できることもあります。

今回はPC版COD:MW3が重いと感じた方向けにCOD:MW3を軽くする方法を紹介します。

2024年5月におすすめのゲーミングPC

製品名NEXTGEAR JG-A7G6TG-Tune DG-I7G7S
G-Tune FZ-I9G90
CPURyzen 7 7700i7-14700Fi9-14900KF
GPURTX 4060 TiRTX 4070 SUPERRTX 4090
性能目安✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
△フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
◯4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
価格¥189,800¥279,800¥639,800
公式ページ詳細を見る  詳細を見る 詳細を見る
※性能目安は負荷の重いサイバーパンク2077を基準とするもの
◯:設定を落とさず実現可能
△:設定を落とすことで実現可能
✕:実現不可

PC版COD:MW3の最低・推奨スペックを確認

最低動作環境(マルチプレイのみ)
OSWindows 10 64 Bit (latest update)
CPUIntel Core i3-6100
AMD Ryzen 3 1200
RAM8GB RAM
GPUNVIDIA GeForce GTX 960
NVIDIA GeForce GTX 1650
AMD Radeon RX 470
DirectXVersion 12
ストレージ79GB
最低動作環境
OSWindows 10 64 Bit (latest update)
CPUIntel Core i5-6600
AMD Ryzen 5 1400
RAM8GB RAM
GPUNVIDIA GeForce GTX 960
NVIDIA GeFroce GTX 1650
AMD Radeon RX 470
DirectXVersion 12
ストレージ149GB
推奨動作環境
OSWindows 10 64 Bit (latest update)
Windows 11 64 Bit (latest update)
CPUIntel Core i7-6700K
AMD Ryzen 5 1600X
RAM16GB RAM
GPUNVIDIA GeForce GTX 1080Ti
NVIDIA GeForce RTX 3060
AMD Radeon RX 6600XT
DirectXVersion 12
ストレージ149GB
推奨動作環境(4K ULTRA)
OSWindows 10 64 Bit (latest update)
Windows 11 64 Bit (latest update)
CPUIntel Core i7-8700K
AMD Ryzen 7 2700X
RAM16GB RAM
GPUNVIDIA GeForce RTX 3080
NVIDIA GeForce RTX 4070
AMD Radeon RX 6800XT
DirectXVersion 12
ストレージ149GB
参考:Call of Duty: Modern Warfare III – Activision

持っているPCのスペックがこの推奨動作環境未満の場合、PC版COD:MW3を快適に遊ぶためのスペックが不足していることになるので、紹介する方法を試してもあまり効果は見込めません。そういう場合は十分なスペックを持つゲーミングPCを購入することを視野に入れてください。

まずはPCのスペックを確認する方法から解説します。

目次に戻る

ゲーミングPCのスペックを確認する方法

OSのバージョンによって確認する方法が異なりますが、ゲーミングPCなのでWindows10か11を使用しているという前提でスペックの確認方法を解説します。(Windowsならおそらくどのバージョンでも大丈夫)

  1. STEP

    画面左下の「スタート」(Windowsマーク)を押す

    キーボードの「Winキー」+「R」を同時押しでも可能

  2. STEP

    検索窓に「dxdiag」と入力

  3. STEP

    dxdiag(DirectX診断ツール)を実行

    「システム」タブでCPUとメモリ容量を確認することができます。

    「ディスプレイ」タブでグラフィックボードを確認することができます。

他にもPCのスペックを確認方法を紹介します。どれでもわかりやすい方法で確認してみてください。

  • 画面左下を押して歯車アイコンの設定を実行
  • システムを押す
  • 左のタブにある「詳細情報」(Win 10)か「バージョン情報」(Win 11)を押す
  • プロセッサの右に書いてあるものが搭載しているCPU、実装RAMの右側がメモリ容量
  • 画面左下を押して歯車アイコンの設定を実行
  • システムを押す
  • 左のタブにある「ディスプレイ」を押す
  • 下の方にある「ディスプレイの詳細設定」を押す
  • モニターと接続されているグラフィックボード名が出る

PC版COD:MW3を軽くするための方法を紹介しますが、スペックが不足している場合はあまり効果は見込めません。スペックが不足していることが明らかな場合は新しいゲーミングPCを買うことを検討してください。この記事の最後で今おすすめのゲーミングPCを紹介します。

目次に戻る

PC版COD:MW3を軽くする4つの方法

ゲーム内のグラフィック設定を見直す

最も効果が見込めるのはゲーム内のグラフィック設定を見直すことです。解像度が不必要に高くなっているかもしれませんし、グラフィックの細かい設定が負荷の重いものになっているかもしれません。

グラフィック設定は細かく見るとたくさんありますが、フレームレートに大きな影響を与えるのは「ディスプレイ解像度」と「グラフィックのプリセット」です。

解像度の設定は見落としがちで使用しているモニターの解像度が高いと勝手に4Kになっていたりするので、こういう場合はWQHDやフルHDに落として遊んでみてください。

NVIDIAのドライバをアップデートする

搭載しているグラフィックボードがNVIDIA製という前提で話を進めます。NVIDIAのドライバは「GeForce Experience」からアップデートすることができます

「GeForce Experience」を起動して「ドライバー」タブをクリックしてください。右上にある更新プログラムの確認や既に最新のドライバがリリースされている場合は「ダウンロード」してドライバを最新のものにしておきましょう。

これ以外に、NVIDIA公式からドライバをダウンロードすることもできます。

電源オプションを変更する

ここで確認したいことは電源オプションが「省電力」になっていないかです。もし省電力になっていれば変更しましょう。

電源オプションを「高パフォーマンス」か「バランス」のどちらかにしましょう。どちらを選んでもゲームの快適度は変わりませんが、「省電力」にするとPCのパフォーマンスが大幅に抑えられてしまうのでゲームが重くなります。

電源オプションの確認・変更方法は下記のとおりです。

  1. STEP

    左下のスタートから「設定」を実行し、「システム」をクリック

  2. STEP

    左側の「電源とスリープ」をクリックし、右側の「電源の追加設定」をクリック

  3. STEP

    電源オプションを「バランス」か「高パフォーマンス」に変更

NVIDIAのドライバをクリーンインストール

NVIDIAのドライバを定期的にアップデートしていると理由がよくわからないカクつきや重さを感じることがあります。解決方法を調べてもよくわかりません。そういう場合は一度NVIDIAのドライバをコントロールパネルからアンインストールして、新しいドライバをインストールし直してみましょう

筆者はこれで不具合が改善したことがあります。ドライバをアンインストールすると一時的に画面の解像度が著しく下がることがありますが、再度ドライバをインストールしなおすと元に戻るので安心してください。

ドライバをアンインストールする前にNVIDIA公式から搭載しているグラフィックボードに対応するドライバをダウンロードしておきましょう

目次に戻る

つい見落としがちなゲームを重たくすること

他にもつい見落としがちなゲームの動作を重くしてしまうことがいくつかあります。

裏でゲームをダウンロードしている

ゲームが重くなる理由にはいくつかありますがスペック不足だけでなく回線速度が遅かったり不安定だったりすることも重さを感じる原因になります。

普段は十分な回線速度でもゲームを起動している裏でなにかダウンロードしているとそちらに速度を取られてゲーム側に十分な速度を提供できないときに重さ(ラグ)を感じます

OBSの録画・配信設定が重たすぎる←スペック不足

録画や配信をしていないときのゲームが快適なのに録画したり配信しているときだけ重さを感じる場合はスペック不足が疑われるため、OBSのような録画ツールのビットレート設定やエンコーダの設定を見直してみてください。

プレイ自体は快適なのに録画した動画や配信上でカクつく場合はスペック不足だけでなくエンコーダが正常に動作していない可能性があるため、グラフィックボードのドライバを一度アンインストールしてインストールし直す、いわゆるクリーンインストールを行うことで改善することもあります。

空き容量が少なすぎる

PCの空き容量が不足していると動作が重くなることがあります。普段の作業でも同じことが起こり得ますがメモリ(RAM)を多く使うゲームのような負荷の重い処理を行うときにより顕著になります。

ゲームをインストールしているドライブだけでなくOSをインストールしているCドライブも空き容量には余裕を持たせておきましょう。

スペックではなく回線速度が低くてラグい

ゲーミングPCのスペック自体は足りているのに重さ(ラグ)を感じる場合の原因は様々ですが、回線速度が十分かどうかは確認しておきましょう。

回線速度が不十分だとどんなスペックのPCを使ったとしても快適にするのは難しいです。ゲーミングPCのスペックには優劣がありそれによって快適度が異なりますが、ネット回線はゲームを遊ぶための前提条件のようなものです。

契約しているネット回線業者を変更すると大幅な改善が見込めますが、その前にネット回線の接続方式はできるだけ有線にしておきましょう。無線でも速度は出るようになりましたが安定性にはまだまだ有線には及びません。ゲームにおける快適さは速度以上に安定性が重要です。

目次に戻る

スペック不足ならゲーミングPCを新調しよう

COD:MW3を快適にプレイするためのスペックが不足している方向けに今おすすめできるゲーミングPCを紹介します。

フルHDで144FPSも快適なバランス型のおすすめゲーミングPC【2024年定番構成】

CPUIntel Core i7-14700F
メモリDDR5-4800 32GB(16GBx2)
グラボNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB)
SSD1TB(M.2 NVMe Gen4)
HDD-※
OSWindows 11 Home 64bit
価格279,800円
G-Tune DG-I7G7S - マウスコンピューター

G-Tune DG-I7G7S」はIntel Core i7-14700FとNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを搭載するゲーミングPCです。価格が279,800円。フルHDで144FPSがとても安定し、WQHDでも設定を落とせば144FPSで安定します。ヘビー級のゲームはフルHDであればとても快適でWQHDでは設定を落とすことで快適に遊べる性能を持ち合わせます。SSDはM.2 NVMeで1TBと多くの用途に応えるものになっています。

はじめてのゲーミングPCにおすすめなエントリーモデル

CPUAMD Ryzen 7 7700
メモリDDR5-4800 16GB(8GBx2)
グラボNVIDIA GeForce RTX 4060 Ti(8GB)
SSD1TB
HDD-
OSWindows 11 Home 64bit
価格189,800円
NEXTGEAR JG-A7G6T - マウスコンピューター

NEXTGEAR JG-A7G6T」はAMD Ryzen 7 7700とNVIDIA GeForce RTX 4060 Tiを搭載するゲーミングPCです。このモデルはRTX 4060を搭載する「NEXTGEAR JG-A7G60」の上位モデルに当たります。価格は189,800円。実際の性能はフルHDで144FPSがとても安定し、WQHDで144FPSも設定を落とすことで実現できます。サイバーパンク級のヘビーゲームは設定を落とす必要がありますが、概ね快適に遊ぶことができます。1万円のコスト増でより強力なグラフィック性能を手に入れられる点が魅力です。SSDはM.2 NVMeで1TBと多くの用途に応えるものになっています。ケースはミニタワー型と拡張性には乏しいもののコンパクトで場所を取らないのが魅力的です。

4Kや配信も快適なヘビー層向けおすすめゲーミングPC

CPUIntel Core i9-14900KF
メモリDDR5-4400 64GB(32GBx2)
グラボNVIDIA GeForce RTX 4090(24GB)
SSD2TB
HDD-※
OSWindows 11 Home 64bit
価格639,800円
G-Tune FZ-I9G90 - マウスコンピューター

G-Tune FZ-I9G90」はIntelの14世代CPU、Intel Core i9-14900KFとNVIDIA GeForce RTX 4090を搭載する2024年時点で最も性能の高いゲーミングPCの一つと言えます。価格は639,800円。フルHDで240FPSはもちろん、4Kでもかなり余裕を持って快適に遊ぶことができます。SSDはM.2 NVMe Gen4で2TBとヘビーな用途にも十分応えられるものになっています。ケースはフルタワーと大きく後の拡張性やメンテナンス性にも優れています。

おわりに

ゲームが重いときは自分で対処できる問題とサーバー(運営)側に問題があるときがあるので、常に問題を解決できるわけではありません。

今回紹介したいずれの方法を試しても改善が見込めない場合はしばらく様子を見てみるのも一つの手です。スペックが不足している場合はどうにもならないのでPC買い替えを検討しましょう。



クスノキ

クスノキ

調べても難しく書いてあることが多い自作PCに関する情報をわかりやすく、それでいて網羅度の高いコンテンツ作成を目指しています。レビューもおすすめです。

関連記事