経験者が語る自作PCのメリット・デメリット5選

こんばんは、クスノキです。これからゲーミングPCを買おうとしている方はBTOにするか自作PCにするか迷いますよね。

今回は自作PC歴13年の筆者が感じる自作PCのメリットとデメリットについて解説します。ゲーミングPCを買う際にBTOと自作PCのどっちを選ぶか迷っている方の参考になれば幸いです。

2024年12月におすすめのゲーミングPC

製品名NEXTGEAR JG-A7G6TG-Tune DG-I7G7S
G-GEAR GE9A-X247/XBH
CPURyzen 7 7700i7-14700FRyzen 9 9950X
GPURTX 4060 TiRTX 4070 SUPERRTX 4080 SUPER
性能目安✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
△フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
◯4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
公式ページ詳細を見る  詳細を見る詳細を見る
※性能目安は負荷の重いサイバーパンク2077を基準とするもの
◯:設定を落とさず実現可能
△:設定を落とすことで実現可能
✕:実現不可

自作PCのメリット

まずは自作PCのメリットから。

オリジナルPCを作れる

何と言っても自作PC最大の魅力は自分だけのPCを作れる点にあります。BTOもメーカーによってはパーツをメーカーレベルで選べる自由度がありますが、基本的に性能レベルでの自由度にとどまります。

一方で自作PCはすべてのパーツを自分の好みに合わせて選ぶことができるので自分だけの1台を作ることができます。

保証がパーツ単位である分カスタマイズが容易

BTOメーカーによる保証はPCにかけられるものなので、メーカーによっては改造や拡張のようなカスタマイズを認めていないところがあります。

一方で自作PCはPC自体に保証はなく各パーツにメーカー保証があります。そのため、使用していて気になる部分が出てきたらその部分のパーツを自分で交換してもパーツの保証は残り続けるわけです。

これはBTOのようにPC自体に保証をかけられていると生じる様々な”面倒”を一手に解決してくれるので自作PCを作れる人にとってはとても助かるものです。

逆に自作PCを作るのが難しい人にとってはトラブル時の原因特定からパーツの交換までを自分で行った後に対象パーツの保証を利用することになるので手間です。ここはデメリットなので後述します。

BTOより安く作れることもある

元々自作PCが魅力的だと言われてきた利点の一つがBTOで買うよりも安いというものでした。

実際今でも価格帯によってはBTOより安く作れることはありますが、円安に触れている現在このメリットは希薄になっており、むしろBTOの方が安く購入できることも増えてきました

そのため経済合理性を優先する人にとって自作PCはあまり魅力的な選択肢ではなくなっているというのが実際のところです。

自作PCのデメリット

トラブル時の対応を自分でやる必要がある

BTOは保証期間内であればソフトウェア的にもハードウェア的にも異常が生じたら連絡をして修理を依頼できますが、自作PCはトラブルが起きた際にどこに原因が生じているのか自分で突き止める必要があります。自作PCを多くの人におすすめしづらい最大のデメリットです。

PCを自作できる人であればパーツの交換自体はできるのですが、トラブル痔の原因がどこにあるのかの特定はPCを組み立てるのとはまた別の知識と経験が必要になってきます。BTOはこの辺をメーカーに頼むことができますが自作PCは自分で解決しなくてはならない点がデメリットです。

上述の通り自作PCとBTOでは保証の適用範囲も異なるので、障害の原因を特定してからしかパーツのメーカー保証を利用できない点にも注意が必要です。

BTOより高くなることも増えた

BTOではなく自作PCを選ぶ利点として自作PCはBTOの方が安く作れるというものがありました。円高が長かった日本ではこの構図が長い間機能していたのですが、円安に触れてからは輸入品が高くなったため、以前のように自作PCが安く作れなくなりました

価格帯によってはBTOの方が安く買えたりほとんど変わらなかったり。高価格帯ではまだ自作PCの方が安く作れます。

自作PCとBTOがほとんど同じ値段で変えるなら手間の少ないBTOを選ぼうとなるのも自然な流れです。

自作PCとBTOは比較対象にならない

自作PCに様々なメリットとデメリットがあることを解説しましたが、筆者としては自作PCは万人におすすめするものではありません。

というのも多くの人にとってパーツの選び方を覚えて、あまたあるパーツの組み合わせから適切に動作するものを選定し、組み立てる知識を身につけ組み立てる、トラブル時の原因を自分で特定し、原因パーツを自分で交換するといった工程はすべて手間でしかないわけです。

その上、円安になったことで以前までは確かに存在した経済的な利点も損なわれている。

こうなっているものを”多くの人に”おすすめするのは無理です。

それでも筆者を含め自作PCが好きでたまらない人たちは、そういう手間を楽しめるから続くわけです。

キャンプなんかも自然を相手に手間を楽しむ趣味です。自作PCも同じように家庭にたくさんある手間を楽しむ趣味だと理解しています。

筆者とは自作PCは楽しい趣味と言いますが、これは多くの人におすすめできることを意味しません。

それでも自作PCをやってみたくてウズウズしてる方、適正がありそうです。どうぞ始めてみましょう。こういうのは誰に言われるでもなく勝手に始めるものです。

おわりに

自作PC歴13年の筆者が感じる自作PCのメリットとデメリットについて解説しました。これからゲーミングPCを買われる方の参考になれば幸いです。

2024年12月におすすめのゲーミングPC

製品名NEXTGEAR JG-A7G6TG-Tune DG-I7G7S
G-GEAR GE9A-X247/XBH
CPURyzen 7 7700i7-14700FRyzen 9 9950X
GPURTX 4060 TiRTX 4070 SUPERRTX 4080 SUPER
性能目安✕4K/60FPS
△WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
✕4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
△フルHD/144FPS
◯フルHD/60FPS
◯4K/60FPS
◯WQHD/60FPS
◯フルHD/144FPS
公式ページ詳細を見る  詳細を見る詳細を見る
※性能目安は負荷の重いサイバーパンク2077を基準とするもの
◯:設定を落とさず実現可能
△:設定を落とすことで実現可能
✕:実現不可



クスノキ

クスノキ

調べても難しく書いてあることが多い自作PCに関する情報をわかりやすく、それでいて網羅度の高いコンテンツ作成を目指しています。レビューもおすすめです。

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