こんばんは、クスノキです。はじめてゲーミングPCを買おうと考えている方が不安になるのはいくらくらいのPCを買えば快適なのかという点だと思います。
今回はゲーミングPCを買うときは予算をどれくらい用意しておけば良いかを目安表とともに解説します。
2024年11月におすすめのゲーミングPC
製品名 | NEXTGEAR JG-A7G6T | G-Tune DG-I7G7S | G-GEAR GE9A-X247/XBH |
---|---|---|---|
CPU | Ryzen 7 7700 | i7-14700F | Ryzen 9 9950X |
GPU | RTX 4060 Ti | RTX 4070 SUPER | RTX 4080 SUPER |
性能目安 | ✕4K/60FPS △WQHD/60FPS ◯フルHD/144FPS ◯フルHD/60FPS | ✕4K/60FPS ◯WQHD/60FPS △フルHD/144FPS ◯フルHD/60FPS | ◯4K/60FPS ◯WQHD/60FPS ◯フルHD/144FPS |
公式ページ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
◯:設定を落とさず実現可能
△:設定を落とすことで実現可能
✕:実現不可
目次
ゲーミングPCの予算相場
はじめてゲーミングPCを買うときにいくらくらいの製品を購入すればよいのか難しいですよね。安いものであれば10万円から、高いものになれば60万円を超えるものまで。
安いものは性能もそれなりで高いものは一般的に高性能と言えますが、どれくらいであれば”普通”なのかはものを買うときの判断軸として重要です。
ゲーミングPCの価格はパーツの性質上インフレの影響を受けるため、時期によって平均値はぶれますがマウスコンピューターの売れ筋ランキングを見てみると常に20万円台の製品が最も選ばれているようです。
2023年販売中のグラフィックボードを性能順で見ると以下のようになります。
- NVIDIA GeForce RTX 4090
- NVIDIA GeForce RTX 4080
- NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti
- NVIDIA GeForce RTX 4070
- NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti
- NVIDIA GeForce RTX 4060
- NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER
グラフィックボードの性能で見ると20万円台のPCであれば「NVIDIA GeForce RTX 4060」~「NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti」辺りが対象になります。
この価格帯の性能であればフルHDで60FPSはとても快適に遊ぶことができ、Apex LegendsのようなFPSゲームでもフルHDで144FPSも余裕を持って実現可能な性能を持っています。
今発売されているNVIDIAの「RTX 40」世代における性能目安は以下のとおりです。実際の性能はゲームが求める負荷に依存するので下記リストに当てはまらない作品もある点はご容赦ください。
FPSゲームにおけるグラフィックボード別快適度(Apex Legendsで想定):
RTX 4090 | RTX 4080 SUPER | RTX 4080 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 | RTX 4060 Ti | RTX 4060 | GTX 1660 Super | |
4K/60FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 | 快適 | 厳しい |
WQHD/144FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 | 快適 | 快適 | 厳しい |
WQHD/60FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 |
フルHD/240FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 | 厳しい | 厳しい | 厳しい |
フルHD/144FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 厳しい |
フルHD/60FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 |
アクションRPGにおけるグラフィックボード別快適度(とても重いサイバーパンク2077で想定):
RTX 4090 | RTX 4080 SUPER | RTX 4080 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 | RTX 4060 Ti | RTX 4060 | GTX 1660 Super | |
4K/60FPS | とても快適 | 快適 | 快適 | 厳しい | 厳しい | 厳しい | 厳しい | 厳しい | 厳しい | 厳しい |
WQHD/60FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 | 快適 | 厳しい |
フルHD/144FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 | 快適 | 快適 | 快適 | 厳しい |
フルHD/60FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 | 快適 |
快適:設定を落とすことで実現可能
厳しい:その価格帯での実現は難しい
予算別ゲーミングPCの快適度目安
よく選ばれているゲーミングPCの価格帯ではどれくらいの快適度が見込めるか解説しましたが、ここからは価格別にどれくらいの快適度が目指せるのか解説します。
どれくらいのお金をかければ求める快適度が実現できるのかがある程度わかる目安表を作りました。
前提としてCPUとグラフィックボード、特にグラフィックボードに優先的に予算をかけてあるPCでの目安になります。CPUとグラフィックボードのバランスが取れていないものやオプションによる拡張を行う場合はこの目安表には当てはまらないので注意しましょう。
【2024年版】予算別ゲーミングPCの快適度目安表(Apex Legends基準):
~60万 | ~50万 | ~40万 | ~30万 | ~20万 | ~10万 | |
4K/60FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 | 快適 | 厳しい |
WQHD/144FPS | とても快適 | とても快適 | 快適 | 快適 | 厳しい | 厳しい |
WQHD/60FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 快適 |
フルHD/240FPS | とても快適 | とても快適 | 快適 | 厳しい | 厳しい | 厳しい |
フルHD/144FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | 厳しい |
フルHD/60FPS | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 | とても快適 |
快適:設定を落とすことで実現可能
厳しい:その価格帯での実現は難しい
Apex Legendsであれば2023年のゲーミングPC性能を基に考えると上述した20万円台のPCでもフルHD・144FPSが快適に遊ぶとができます。240FPSを設定を落とさずに安定的に出すとなると2023年でもかなり高性能なPCが必要です。
おわりに
ゲーミングPCの予算によってどれくらいの快適度が異なるか解説しました。はじめてのゲーミングPCでどのPCを買えば良いか迷っている方の参考になれば幸いです。