こんばんは、クスノキです。「Intel Core Ultra 9 285K」で自作PCを作るときの構成案を紹介します。マザーボードは何から選べば良いか、グラフィックボードは予算の中から好きに選べば良いのでグラボ別電源容量目安を載せています。
2024年11月におすすめのゲーミングPC
製品名 | NEXTGEAR JG-A7G6T | G-Tune DG-I7G7S | G-GEAR GE9A-X247/XBH |
---|---|---|---|
CPU | Ryzen 7 7700 | i7-14700F | Ryzen 9 9950X |
GPU | RTX 4060 Ti | RTX 4070 SUPER | RTX 4080 SUPER |
性能目安 | ✕4K/60FPS △WQHD/60FPS ◯フルHD/144FPS ◯フルHD/60FPS | ✕4K/60FPS ◯WQHD/60FPS △フルHD/144FPS ◯フルHD/60FPS | ◯4K/60FPS ◯WQHD/60FPS ◯フルHD/144FPS |
公式ページ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
◯:設定を落とさず実現可能
△:設定を落とすことで実現可能
✕:実現不可
目次
Intel Core Ultra 9 285Kで自作するときのおすすめ構成案
CPU
マザーボード
今回使用するCPU「Intel Core Ultra 9 285K」はオーバークロック対応モデルなので、マザーボードもオーバークロックに対応している「Z890」にしました。
「Intel Core Ultra 9 285K」を搭載する場合はソケットが「LGA1851」、チップセットは「Z890, B860, H810」のいずれかのものを選びましょう。
オーバークロック対応なら必然的にZシリーズを、コスパ重視であればHシリーズやBシリーズを検討してください。
グラフィックボード&電源ユニット
電源容量は大まかにCPUの消費電力とグラボの消費電力に75を足して1.5倍にしたものが推奨電源容量になります。余裕をもたせるのであれば必要な電源容量の2倍を推奨とする考え方もありますが、常に100%で負荷をかけるわけではないので1.5倍で十分だと考えています。
厳密にこれじゃなきゃダメだというわけではなくとにかく最低限必要な電源容量の1.5~2倍の電源ユニットを搭載すればOKです。
下記の簡易的な公式を使ってください。
75Wの内訳はおおまかにマザーボードが50W、メモリが15W、SSD(HDD)が10Wなどです。CPUとグラボを除いたその他のパーツが必要とする消費電力の総和がおよそ75Wです。
これらの式を用いて「Intel Core Ultra 9 285K」といずれかのグラボを搭載するときに必要な電源容量を算出します。
Intel Core Ultra 9 285K (125W) | |
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RTX 4090 (450W) | 1000W |
RTX 4080 SUPER (320W) | 850W |
RTX 4080 (320W) | 850W |
RTX 4070 Ti SUPER (285W) | 750W |
RTX 4070 Ti (285W) | 750W |
RTX 4070 SUPER (220W) | 650W |
RTX 4070 (200W) | 650W |
RTX 4060 Ti (165W) | 550W |
RTX 4060 (115W) | 550W |
CPUクーラー
CPUクーラーは水冷の360mmラジエーターでよく冷えるものにしました。カラーバリエーションにはブラックとホワイトがあるのでどういうPCを作りたいかによってどちらを選ぶか検討してください。
メモリ
メモリはDDR5で32GBにしました。予算に限りがあれば16GBにしても構いません。
SSD
SSDはNVMe M.2 Gen4で評価の高いウエスタンデジタルのSN770を選びました。
OS
OSはWindows 11 HomeでOKです。Proは個人ユーザーには不要です。
ケース
ケースは最も個性が表れる部分なので、好みで選んで良いと思いますが、筆者はフラクタルデザインのシンプルなケースが好きです。
ホワイトモデルもあるので白いゲーミングPCを作りたい方はホワイトモデルをどうぞ。
グリス
おわりに
「Intel Core Ultra 9 285K」で自作PCを作るときの構成案を紹介しました。
どういうPCを作るか決まっていない方の参考になれば幸いです。