BenQ ZOWIE XL2566X+のレビューまとめ

フルHD解像度、280Hzリフレッシュレートに対応しながら、残像感を最小限に留める機能も搭載した24.1インチサイズのe-Sports向けTNモニタ「BenQ ZOWIE XL2566X+」のレビューをまとめます。

そのスペックや特徴、そしてユーザーの使用感をまとめて見ていきましょう。

2025年におすすめのゲーミングモニター

製品名
BenQ EX251

ASUS VG27AQ3A

INNOCN 27M2V

BenQ XL2540K
サイズ24.5272724.5
解像度フルHDWQHD4KフルHD
Hz220Hz180Hz160Hz240Hz
パネルIPSIPSIPSTN
Amazon詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る

BenQ ZOWIE XL2566X+の特徴をざっくり

BenQ ZOWIE XL2566X+の特徴

  • 280Hzのリフレッシュレートと残像感のない映像表現
  • DyAc 2(Dynamic Accuracy 2)機能により、リコイル時のブレを軽減
  • 競技シーンを想定した設計で、視認性を高める太めのベゼルデザイン
  • 高さ・チルト・スイベル調整が可能な柔軟なスタンド
  • VESAマウント対応でモニターアーム使用も可能

BenQ ZOWIE XL2566X+がおすすめな人

  • 競技性の高いFPS・TPSゲームをプレイする人
  • コストパフォーマンスの高いゲーミングモニターを探している人
  • 画面のブレを抑え、よりクリアな映像でゲームをプレイしたい人
  • 大会などの環境を想定し、シンプルで視認性の高いモニターを求める人

本記事公開時点でのAmazonカスタマーレビューでは総合評価4.4/5という評価でした。

BenQ ZOWIE XL2566X+のスペック

モニター名BenQ ZOWIE XL2566X+
寸法576 x 362~517 x 209mm(HxWxD)
サイズ24.1インチ
パネルFast TN
解像度フルHD(1920×1080)
応答速度
リフレッシュレート400Hz
輝度320cd/㎡
コントラスト比1000:1
視野角
表示色
色域
HDCP
スピーカーなし
調整機能ティルト:-5°/ 35°
スウィベル:45°/ 45°
高さ調整:155mm
VESA100x100mm
入力端子HDMI 2.0 x 3
DisplayPort 1.4 x 1
付属ケーブル電源
HDMI 2.0(1.8m)
DisplayPort 1.4(1.8m)
引用:BenQ ZOWIE XL2566X+

BenQ ZOWIE XL2566X+のレビューまとめ

モニター性能

パネルFast TN
解像度フルHD(1920×1080)
リフレッシュレート400Hz

「BenQ ZOWIE XL2566X+」のモニターはFast TNパネル。解像度はフルHD(1920×1080)で、リフレッシュレートは400Hzに対応しています。

メリットデメリットおすすめ用途
OLED色の再現度に定評
発色が良い・高コントラスト
視野角が広い
応答速度が速い
画面の焼き付き対策が必要(動的なスクリーンセーバー等)
高価
全般
IPS色の再現度に定評
発色が良い・高コントラスト
視野角が広い
価格が他のパネルと比較して高め
応答速度が遅い(最近は改善傾向)
動画視聴
フォトレタッチ
クリエイティブ作業全般
VA高コントラスト
黒色の表現力に優れる
平均的な視野角(IPS>VA>TN)
応答速度遅い色の再現度が低い動画視聴
TN応答速度が速い
安価
視野角が狭い色の再現度が低いゲーム

「BenQ ZOWIE XL2566X+」はFast TNパネルを採用や、BenQ独自の「DyAc 2(Dynamic Accuracy 2)」機能によって実現した残像感のない明瞭な映像表現が特徴的です。ユーザーの口コミからも、高速リフレッシュレートと視認性の高さが評価されていることが分かります。

DyAcは動きのブレを軽減する技術で特にFPSゲームなど高速な動きが求められるシーンで効果を発揮します。例えば、リコイルコントロール(射撃時の反動制御)時のブレを抑え、よりクリアな視認性を提供します。これにより敵の動きを見失いにくくなりエイムの精度向上が期待できると多くのプレイヤーに評価されています。

暗いシーンの視認性を強化する「Black eQualizer」機能も好評のようです。

「BenQ ZOWIE XL2566X+」のパネルは、表面処理としてノングレアが採用されています。

メリットデメリットおすすめ用途
グレア
(光沢)
発色が良いコントラストが高い環境光の映り込みが大きい目が疲れやすい動画・映画視聴ゲーム
ノングレア
(非光沢)
環境光の映り込みが小さい目が疲れにくいコントラストが低い
(グレアと比べて白っぽく見える)
ネットサーフィンデスクワークゲーム
輝度320cd/㎡
コントラスト比1000:1
表示色1670万色
色域

画面の内容に応じて自動的にカラーモードを切り替える「XL Setting to Share」機能を搭載しています。

デザイン

「BenQ ZOWIE XL2566X+」の本体カラーは黒を基調としたシンプルなデザインで、背面のZOWIEロゴやスタンドのケーブルホール部分に赤色が使用されています。全体的な質感については、プラスチック素材のためやや安っぽいと感じるユーザーもいるようです。

ベゼル幅は近年のベゼルレスモニターと比較すると太めですが、これは大会などでの使用を想定し、背景と画面を明確に区切ることで視認性を高めるための設計とされています。

スタンド・モニターアーム

BenQ ZOWIE XL2566X+
スタンド機能ティルト:-5°/ 35°
スウィベル:45°/ 45°
高さ調整:155mm
VESA100×100

「BenQ ZOWIE XL2566X+」のスタンドは、ティルト・スウィベル・高さ調整機能に対応。モニターアームを利用する際に必要なVESAマウントには100×100で対応しています。

これにより使用者の好みに合わせた画面位置の調整が可能です。スタンド上部には持ち運びに便利なハンドルも付いており、LANパーティや大会などでの持ち運びや環境構築が行いやすい設計となっています。

ユーザーの口コミではスタンドに印字してある目盛が好評で、「メモリの数字を覚えておけば“いつもの高さ”に簡単に調整できるから便利」との声が多かったです。

  • チルト:モニターの首を上下に調節する機能のこと
  • スイベル:モニタースタンドを固定した状態でモニターの向きを左右に調整する機能のこと
  • ピボット:モニターを横向きから縦向きに90度回転する機能のこと
  • 高さ調整機能:モニターの高さをスタンドで調整する機能のこと

スピーカー

スピーカーなし

「BenQ ZOWIE XL2566X+」にはスピーカーが搭載されていません。

「BenQ ZOWIE XL2566X+」には背面にヘッドフォンジャックがあります。モニターに直接ヘッドフォンやイヤホンを挿して使用することが可能です。

モニターのよくある質問

Q:解像度が違うとどう変わるの?

解像度とは画像の密度を示す数値のことです。

はじめて解像度について知ったという方はこの数字が大きいとどうなるのか、小さいとどうなるのかイメージがわかりづらいと思います。画像をご覧ください。

出典:解像度 – Wikipedia

解像度は数字が大きくなると表現できる幅が広がり、なめらかで細かな画像を表示することができるようになります。

主な解像度には以下のようなものがあります。

解像度
(横x縦)
おすすめ用途
HD1280 x 720あまり使われない
フルHD1920 x 1080一般用途全般
動画視聴
ゲーム
WQHD
(QHD)
2560 x 1440ゲーム
デザイン
クリエイティブ作業
4K3840 x 2160映画視聴
ゲーム
デザイン
カラーマネジメント

Q:ゲーミングモニターの解像度はどれがおすすめなの?

基本的にフルHD・WQHD・4Kの中でどれにするかを選ぶことになると思いますが、解像度が大きくなればなるほどPCの要求スペックが高くなることに注意が必要です。

Steamが公開しているハードウェア調査の結果によると2024年時点でSteamを利用しているユーザーの約50%がフルHDのゲーミングモニターを使用しているようです。WQHDが30%、4Kは3%です。

競技系のタイトルをプレイされる方はより高いフレームレートが求められるためフルHDのゲーミングモニターがおすすめです。アクションRPGのような作品を主に楽しむ方はWQHDのゲーミングモニターを視野にいれると良いでしょう。

解像度が高ければ高いほど精細な映像美を楽しむことができますが、高いフレームレートで安定させるには相応のゲーミングPCが必要になるため、現実的にフルHDかWQHDのどちらかがおすすめになります。高性能なゲーミングPCを持っているもしくは購入する予定がある方は4Kゲーミングモニターの購入を検討に入れても良いかも知れません。

Q:リフレッシュレートって何?

リフレッシュレートとは画面が1秒間に何回更新されるかという指標です。

パラパラ漫画でイメージしてみてください。1秒間に10回しかパラパラとめくられない作品と1秒間に60回めくられる作品。

1秒間に60回めくられるパラパラ漫画の方がより滑らかですよね。これを画面では60Hz(ヘルツ)と表記します。

つまりリフレッシュレートが高ければ高いほど滑らかな映像体験を得られるということです。

豆知識
  • リフレッシュレート:ハードウェア側の1秒間あたりの更新回数(Hz)
  • フレームレート:ソフトウェア側の1秒間あたりの更新回数(FPS)

Q:ゲーミングモニターにおすすめのサイズは?

ゲーミングモニターに限らずPCモニターは24インチか27インチのどちらかが選ばれる傾向にあります。選ばれやすいこともあり24インチと27インチの製品ラインナップが充実しています。

とりわけeSportsを意識するようなプロ向けモニターは24インチが選ばれることが多いです。

Q:ゲーミングモニターはPC側で設定が必要なの?

ゲーミングモニターは165Hzや240Hzのような高リフレッシュレートに対応するモニターと言い換えることができますが、PC側でリフレッシュレートの設定変更が必要です。

モニターとPCを正しい出力ケーブルで接続したら映像は出力されますが、設定していない状態では60Hz出力のままになっています。

リフレッシュレートの変更はWindowsの設定から「ディスプレイ」→「該当モニターを選択」→「ディスプレイの詳細設定」から変更しましょう。NVIDIAコントロールパネルから「ディスプレイ」→「解像度の変更」から変更しても構いません。

Q:ゲーミングモニターにおすすめのパネルってあるの?

ゲーミングモニターは高リフレッシュレートに対応していることと応答速度が速いことが求められます。

従来パネルによる応答速度の差が大きかったこともあり、ゲーミングモニターならパネルはTNを選ぶことが一般的でした。最近ではパネルによる応答速度の差がかなり縮まっていることから映りの良いIPSパネルのゲーミングモニターが数多く登場するようになりました。

このことからゲーミングモニターはIPSパネルから選ぶことをおすすめしますが、プロ向けに販売されているモニターは依然としてTNパネルが採用しているため、プロ向け環境の構築したい方はTNパネルの本格ゲーミングモニターを選ぶようにしましょう。

おわりに

「BenQ ZOWIE XL2566X+」のスペック、レビューまとめでした。新しいモニターを購入する際の参考になれば幸いです。



クスノキ

クスノキ

調べても難しく書いてあることが多い自作PCに関する情報をわかりやすく、それでいて網羅度の高いコンテンツ作成を目指しています。

カテゴリー:
関連記事