フルHD解像度、240Hzリフレッシュレートに対応しながら、応答速度1msの24.5インチサイズのe-Sports向けTNモニタ「BenQ ZOWIE XL2540K」のレビューをまとめます。
そのスペックや特徴、そしてユーザーの使用感をまとめて見ていきましょう。
2025年におすすめのゲーミングモニター
製品名 | ![]() BenQ EX251 | ![]() ASUS VG27AQ3A | ![]() INNOCN 27M2V | ![]() BenQ XL2540K |
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サイズ | 24.5 | 27 | 27 | 24.5 |
解像度 | フルHD | WQHD | 4K | フルHD |
Hz | 220Hz | 180Hz | 160Hz | 240Hz |
パネル | IPS | IPS | IPS | TN |
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目次
BenQ ZOWIE XL2540Kの特徴をざっくり
BenQ ZOWIE XL2540Kの特徴
- 最大リフレッシュレート240Hzの24.5インチモニター
- スポーツ系ゲーマーも満足の応答速度1ms
- 競技シーンを想定した設計で、視認性を高める太めのベゼルデザイン
- 高さ・チルト・スイベル・ピボット調整が可能な柔軟なスタンド
- VESAマウント対応でモニターアーム使用も可能
BenQ ZOWIE XL2540Kがおすすめな人
- 競技性の高いFPS・TPSゲームをプレイする人
- PCゲームで高フレームレートにこだわりたい人
- コストパフォーマンスの高いゲーミングモニターを探している人
- 大会などの環境を想定し、シンプルで視認性の高いモニターを求める人
本記事公開時点でのAmazonカスタマーレビューには計126件の評価が寄せられ、では総合評価4.6/5という評価でした。
BenQ ZOWIE XL2540Kのスペック
モニター名 | BenQ ZOWIE XL2540K |
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寸法 | 521.17~442.84 x 571 x 200.18mm(HxWxD) |
サイズ | 24.5インチ |
パネル | TN |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
応答速度 | 1ms |
リフレッシュレート | 240Hz |
輝度 | 320cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | – |
表示色 | – |
色域 | – |
HDCP | – |
スピーカー | なし |
調整機能 | ティルト:-5°/ 23° スウィベル:45°/ 45° ピボット: 90° 高さ調整:155mm |
VESA | 100x100mm |
入力端子 | HDMI 2.0 x 3 DisplayPort 1.2 x 1 |
付属ケーブル | 電源 / DisplayPort 1.2(1.8m) |
BenQ ZOWIE XL2540Kのレビューまとめ
モニター性能
パネル | TN |
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解像度 | フルHD(1920×1080) |
リフレッシュレート | 240Hz |
「BenQ ZOWIE XL2540K」のモニターはTNパネル。解像度はフルHD(1920×1080)で、リフレッシュレートは240Hzに対応しています。他のZOWIEシリーズとは異なり応答速度は1msですので注意こそ必要ですが、それでも高速。
メリット | デメリット | おすすめ用途 | |
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OLED | 色の再現度に定評 発色が良い・高コントラスト 視野角が広い 応答速度が速い | 画面の焼き付き対策が必要(動的なスクリーンセーバー等) 高価 | 全般 |
IPS | 色の再現度に定評 発色が良い・高コントラスト 視野角が広い | 価格が他のパネルと比較して高め 応答速度が遅い(最近は改善傾向) | 動画視聴 フォトレタッチ クリエイティブ作業全般 |
VA | 高コントラスト 黒色の表現力に優れる 平均的な視野角(IPS>VA>TN) | 応答速度遅い色の再現度が低い | 動画視聴 |
TN | 応答速度が速い 安価 | 視野角が狭い色の再現度が低い | ゲーム |
特徴はGtG 1msという応答速度と、最大480Hzのリフレッシュレート。この点がFPSなどの競技性が高いゲームタイトルのプレイヤーに人気で、「ブレずにくっきり見える」「前のモニタには戻れない」などいずれも肯定的なレビューを獲得しています。
暗いシーンの視認性を強化する「Black eQualizer」機能も好評のようです。
「BenQ ZOWIE XL2540K」のパネルは、表面処理としてノングレアが採用されています。
メリット | デメリット | おすすめ用途 | |
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グレア (光沢) | 発色が良いコントラストが高い | 環境光の映り込みが大きい目が疲れやすい | 動画・映画視聴ゲーム |
ノングレア (非光沢) | 環境光の映り込みが小さい目が疲れにくい | コントラストが低い (グレアと比べて白っぽく見える) | ネットサーフィンデスクワークゲーム |
輝度 | 320cd/㎡ |
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コントラスト比 | 1000:1 |
表示色 | – |
色域 | – |
画面の内容に応じて自動的にカラーモードを切り替える「XL Setting to Share」機能を搭載しています。
また、口コミではTNパネル特有の白っぽさが気になるとの声が見られます。競技性の高いFPSでも、暗所で敵を探す機会が多い「Escape from Tarkov」などではパフォーマンスに差が出ることを懸念するユーザーもいました。
デザイン
「BenQ ZOWIE XL2540K」の本体カラーは黒を基調としたシンプルなデザインで、背面のZOWIEロゴやスタンドのケーブルホール部分に赤色が使用されています。全体的な質感については、プラスチック素材のためやや安っぽいと感じるユーザーもいるようです。
ベゼル幅は近年のベゼルレスモニターと比較すると太めですが、これは大会などでの使用を想定し、背景と画面を明確に区切ることで視認性を高めるための設計とされています。
スタンド・モニターアーム
BenQ ZOWIE XL2540K | |
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スタンド機能 | ティルト:-5°/ 23° スウィベル:45°/ 45° ピボット: 90° 高さ調整:155mm |
VESA | 100×100 |
「BenQ ZOWIE XL2540K」のスタンドは、ティルト・スウィベル・ピボット・高さ調整機能に対応。モニターアームを利用する際に必要なVESAマウントには100×100で対応しています。
これにより使用者の好みに合わせた画面位置の調整が可能です。スタンド上部には持ち運びに便利なハンドルも付いており、LANパーティや大会などでの持ち運びや環境構築が行いやすい設計となっています。
ユーザーの口コミではスタンドに印字してある目盛が好評で、「メモリの数字を覚えておけば“いつもの高さ”に簡単に調整できるから便利」との声が多かったです。
- チルト:モニターの首を上下に調節する機能のこと
- スイベル:モニタースタンドを固定した状態でモニターの向きを左右に調整する機能のこと
- ピボット:モニターを横向きから縦向きに90度回転する機能のこと
- 高さ調整機能:モニターの高さをスタンドで調整する機能のこと
スピーカー
スピーカー | なし |
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「BenQ ZOWIE XL2540K」にはスピーカーが搭載されていません。
なお、背面にはヘッドフォンジャックがありますので、モニターに直接ヘッドフォンやイヤホンを挿して使用することが可能です。
モニターのよくある質問
Q:解像度が違うとどう変わるの?
解像度とは画像の密度を示す数値のことです。
はじめて解像度について知ったという方はこの数字が大きいとどうなるのか、小さいとどうなるのかイメージがわかりづらいと思います。画像をご覧ください。

解像度は数字が大きくなると表現できる幅が広がり、なめらかで細かな画像を表示することができるようになります。
主な解像度には以下のようなものがあります。
解像度 (横x縦) | おすすめ用途 | |
---|---|---|
HD | 1280 x 720 | あまり使われない |
フルHD | 1920 x 1080 | 一般用途全般 動画視聴 ゲーム |
WQHD (QHD) | 2560 x 1440 | ゲーム デザイン クリエイティブ作業 |
4K | 3840 x 2160 | 映画視聴 ゲーム デザイン カラーマネジメント |
Q:ゲーミングモニターの解像度はどれがおすすめなの?
基本的にフルHD・WQHD・4Kの中でどれにするかを選ぶことになると思いますが、解像度が大きくなればなるほどPCの要求スペックが高くなることに注意が必要です。
Steamが公開しているハードウェア調査の結果によると2024年時点でSteamを利用しているユーザーの約50%がフルHDのゲーミングモニターを使用しているようです。WQHDが30%、4Kは3%です。

競技系のタイトルをプレイされる方はより高いフレームレートが求められるためフルHDのゲーミングモニターがおすすめです。アクションRPGのような作品を主に楽しむ方はWQHDのゲーミングモニターを視野にいれると良いでしょう。
解像度が高ければ高いほど精細な映像美を楽しむことができますが、高いフレームレートで安定させるには相応のゲーミングPCが必要になるため、現実的にフルHDかWQHDのどちらかがおすすめになります。高性能なゲーミングPCを持っているもしくは購入する予定がある方は4Kゲーミングモニターの購入を検討に入れても良いかも知れません。
Q:リフレッシュレートって何?
リフレッシュレートとは画面が1秒間に何回更新されるかという指標です。
パラパラ漫画でイメージしてみてください。1秒間に10回しかパラパラとめくられない作品と1秒間に60回めくられる作品。
1秒間に60回めくられるパラパラ漫画の方がより滑らかですよね。これを画面では60Hz(ヘルツ)と表記します。
つまりリフレッシュレートが高ければ高いほど滑らかな映像体験を得られるということです。
- リフレッシュレート:ハードウェア側の1秒間あたりの更新回数(Hz)
- フレームレート:ソフトウェア側の1秒間あたりの更新回数(FPS)
Q:ゲーミングモニターにおすすめのサイズは?
ゲーミングモニターに限らずPCモニターは24インチか27インチのどちらかが選ばれる傾向にあります。選ばれやすいこともあり24インチと27インチの製品ラインナップが充実しています。
とりわけeSportsを意識するようなプロ向けモニターは24インチが選ばれることが多いです。
Q:ゲーミングモニターはPC側で設定が必要なの?
ゲーミングモニターは165Hzや240Hzのような高リフレッシュレートに対応するモニターと言い換えることができますが、PC側でリフレッシュレートの設定変更が必要です。
モニターとPCを正しい出力ケーブルで接続したら映像は出力されますが、設定していない状態では60Hz出力のままになっています。
リフレッシュレートの変更はWindowsの設定から「ディスプレイ」→「該当モニターを選択」→「ディスプレイの詳細設定」から変更しましょう。NVIDIAコントロールパネルから「ディスプレイ」→「解像度の変更」から変更しても構いません。
Q:ゲーミングモニターにおすすめのパネルってあるの?
ゲーミングモニターは高リフレッシュレートに対応していることと応答速度が速いことが求められます。
従来パネルによる応答速度の差が大きかったこともあり、ゲーミングモニターならパネルはTNを選ぶことが一般的でした。最近ではパネルによる応答速度の差がかなり縮まっていることから映りの良いIPSパネルのゲーミングモニターが数多く登場するようになりました。
このことからゲーミングモニターはIPSパネルから選ぶことをおすすめしますが、プロ向けに販売されているモニターは依然としてTNパネルが採用しているため、プロ向け環境の構築したい方はTNパネルの本格ゲーミングモニターを選ぶようにしましょう。
おわりに
「BenQ ZOWIE XL2540K」のスペック、レビューまとめでした。新しいモニターを購入する際の参考になれば幸いです。