HDR10とsRGB色域カバー率130%、ELMB Sync機能に対応し、キレのあるリアルな映像表現を特徴とするゲーマー向けモニター「ASUS VG27AQ3A」。
2560×1440(WQHD)解像度、180Hzリフレッシュレートに対応しながら応答速度1msを実現する27インチサイズのIPSモニタ「ASUS VG27AQ3A」のレビューをまとめます。
そのスペックや特徴、そしてユーザーの使用感をまとめて見ていきましょう。
2025年におすすめのゲーミングモニター
製品名 | ![]() BenQ EX251 | ![]() ASUS VG27AQ3A | ![]() INNOCN 27M2V | ![]() BenQ XL2540K |
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サイズ | 24.5 | 27 | 27 | 24.5 |
解像度 | フルHD | WQHD | 4K | フルHD |
Hz | 220Hz | 180Hz | 160Hz | 240Hz |
パネル | IPS | IPS | IPS | TN |
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目次
ASUS VG27AQ3Aの特徴をざっくり
ASUS VG27AQ3Aの特徴
- リフレッシュレート180Hzの27インチモニター
- スポーツ系ゲーマーも満足の応答速度1ms
- HDR10による鮮やかで臨場感ある画面
- 画面のブレやチラつきを抑えるELMB Sync機能
ASUS VG27AQ3Aがおすすめな人
- コスパがいい新世代機に買い替えを検討している人
- 競技性の高いゲームでのパフォーマンスを追求したい人
- ゲームの世界観に没入して楽しみたい人
- スピード感あるタイトルをよく遊ぶ人
本記事公開時点でのAmazonカスタマーレビューには計45件の評価が寄せられ、総合評価4.4/5という評価でした。
ASUS VG27AQ3Aのスペック
モニター名 | ASUS VG27AQ3A |
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寸法 | 455.0 x 615.0 x 214.0mm(HxWxD) |
サイズ | 27インチ |
パネル | IPS |
解像度 | WQHD(2560×1440) |
応答速度 | 1ms GTG |
リフレッシュレート | HDMI:144 Hz DisplayPort:180 Hz |
輝度 | 250cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 178°/178° |
表示色 | 1670万色 |
色域 | sRGB 130% |
HDCP | 2.2 |
スピーカー | 2W × 2 |
調整機能 | ティルト:-5°/ 20° スウィベル:20°/ 20° |
VESA | 100x100mm |
入力端子 | HDMI 2.0 x 2 DisplayPort 1.4 x 1 |
付属ケーブル | 電源 / HDMI / DisplayPort |
ASUS VG27AQ3Aのレビューまとめ
モニター性能
パネル | IPS |
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解像度 | WQHD(2560×1440) |
リフレッシュレート | HDMI:144 Hz DisplayPort:180 Hz |
「ASUS VG27AQ3A」のモニターはIPSパネル。解像度はWQHD(2560×1440)で、リフレッシュレートはゲーミングモニターの中でも高めな180Hzです。なお、HDMI接続時は最大リフレッシュレートが144Hzに制限されるため注意が必要です。
メリット | デメリット | おすすめ用途 | |
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OLED | 色の再現度に定評 発色が良い・高コントラスト 視野角が広い 応答速度が速い | 画面の焼き付き対策が必要(動的なスクリーンセーバー等) 高価 | 全般 |
IPS | 色の再現度に定評 発色が良い・高コントラスト 視野角が広い | 価格が他のパネルと比較して高め 応答速度が遅い(最近は改善傾向) | 動画視聴 フォトレタッチ クリエイティブ作業全般 |
VA | 高コントラスト 黒色の表現力に優れる 平均的な視野角(IPS>VA>TN) | 応答速度遅い色の再現度が低い | 動画視聴 |
TN | 応答速度が速い 安価 | 視野角が狭い色の再現度が低い | ゲーム |
ユーザーの口コミからは、「ASUS VG27AQ3A」が最高180Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度、そして発色に優れるIPSパネルという家庭用ゲーミングモニターとしては文句なしのスペックがやはり高く評価されていることが分かります。
中でも「最新機器の鮮やかさに驚いた」「びっくりするくらいヌルヌル動く」といった声は多く、旧世代機からの乗り換え先としても「ASUS VG27AQ3A」が多くのユーザーに選ばれているようです。
「ASUS VG27AQ3A」のパネルは、表面処理としてノングレアが採用されています。
メリット | デメリット | おすすめ用途 | |
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グレア (光沢) | 発色が良いコントラストが高い | 環境光の映り込みが大きい目が疲れやすい | 動画・映画視聴ゲーム |
ノングレア (非光沢) | 環境光の映り込みが小さい目が疲れにくい | コントラストが低い (グレアと比べて白っぽく見える) | ネットサーフィンデスクワークゲーム |
輝度 | 250cd/㎡ |
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コントラスト比 | 1000:1 |
表示色 | 1670万色 |
色域 | sRGB 130% |
「ASUS VG27AQ3A」は、「HDR10」という規格やsRGB色域カバー率130%による、よりリアルで臨場感がある明暗・色彩表現が特徴のモニターです。映画やゲームの体験をさらに豊かなものにしてくれます。
主にゲームを遊ぶためのモニターとして購入されている「ASUS VG27AQ3A」は、「美しい」「没入感がある」「映像に圧倒される」というゲーム体験に直結する感想を集めていることからも、パフォーマンス面は高品質と言って差し支えないと思います。
画面の暗い部分を見やすく自動調節してくれる「Shadow Boost」機能や、画面のブレやチラつきをなくすASUS独自の「ELMB Sync」機能も総じて好評のようです。
デザイン
「ASUS VG27AQ3A」の本体カラーは、背面やスタンド、ベゼルも含めすべて黒。ベゼルが超薄型な点も「ASUS VG27AQ3A」が「ゲームへの没入感を高めてくれる」という評価を得ている理由のひとつのようです。モニタ下部だけは「ASUS」のロゴ分、ベゼルも少し太くなっています。
電源をはじめとする物理ボタン、各種入出力端子はすべてモニター背面にあります。ヘッドフォン端子も背面にある点については、一部ユーザーから「モニター下辺に欲しかった」という声も集めているようでした。
スタンド・モニターアーム
ASUS VG27AQ3A | |
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スタンド機能 | ティルト:-5°/ 20° スウィベル:20°/ 20° |
VESA | 100×100 |
「ASUS VG27AQ3A」のスタンドは、ティルト・スウィベル調整機能に対応。また、モニターアームを利用する際に必要なVESAマウントには100×100で対応しています。
モニターの回転機能は搭載されていないので、縦画面モニターとして使用するには別途モニターアームが必要になります。縦画面での使用を検討されている方はご注意ください。
- チルト:モニターの首を上下に調節する機能のこと
- スイベル:モニタースタンドを固定した状態でモニターの向きを左右に調整する機能のこと
- ピボット:モニターを横向きから縦向きに90度回転する機能のこと
- 高さ調整機能:モニターの高さをスタンドで調整する機能のこと
スタンドにはケーブル管理用の大きいスロットがあり、スタンドの前面からでも背面からでもケーブルを束ねて通すことができます。スタンド自体は安定感がある一方で前後にやや広めのスペースを必要とするため、モニターアームを利用しているユーザーも少なくないようです。
スピーカー
スピーカー | 2W × 2 |
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「ASUS VG27AQ3A」には2Wのスピーカーが2基搭載されていますが、その音質に物足りなさを感じているユーザーの声は少なからずありました。
実際、モニター内蔵のスピーカーに関しては、その期待値がユーザーによって大きく分かれる分野。そのためレビューにもバラつきが見られますが、総じて「ここまでゲームの画質・速度にこだわって音質だけこだわらないのはもったいなさ過ぎる」という理由でユーザーが外部スピーカーの使用を推奨する声が多かった印象でした。
ちなみに「ASUS VG27AQ3A」には背面にヘッドフォンジャックがあります。モニターに直接ヘッドフォンやイヤホンを挿して使用することも可能です。
モニターのよくある質問
Q:解像度が違うとどう変わるの?
解像度とは画像の密度を示す数値のことです。
はじめて解像度について知ったという方はこの数字が大きいとどうなるのか、小さいとどうなるのかイメージがわかりづらいと思います。画像をご覧ください。

解像度は数字が大きくなると表現できる幅が広がり、なめらかで細かな画像を表示することができるようになります。
主な解像度には以下のようなものがあります。
解像度 (横x縦) | おすすめ用途 | |
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HD | 1280 x 720 | あまり使われない |
フルHD | 1920 x 1080 | 一般用途全般 動画視聴 ゲーム |
WQHD (QHD) | 2560 x 1440 | ゲーム デザイン クリエイティブ作業 |
4K | 3840 x 2160 | 映画視聴 ゲーム デザイン カラーマネジメント |
Q:ゲーミングモニターの解像度はどれがおすすめなの?
基本的にフルHD・WQHD・4Kの中でどれにするかを選ぶことになると思いますが、解像度が大きくなればなるほどPCの要求スペックが高くなることに注意が必要です。
Steamが公開しているハードウェア調査の結果によると2024年時点でSteamを利用しているユーザーの約50%がフルHDのゲーミングモニターを使用しているようです。WQHDが30%、4Kは3%です。

競技系のタイトルをプレイされる方はより高いフレームレートが求められるためフルHDのゲーミングモニターがおすすめです。アクションRPGのような作品を主に楽しむ方はWQHDのゲーミングモニターを視野にいれると良いでしょう。
解像度が高ければ高いほど精細な映像美を楽しむことができますが、高いフレームレートで安定させるには相応のゲーミングPCが必要になるため、現実的にフルHDかWQHDのどちらかがおすすめになります。高性能なゲーミングPCを持っているもしくは購入する予定がある方は4Kゲーミングモニターの購入を検討に入れても良いかも知れません。
Q:リフレッシュレートって何?
リフレッシュレートとは画面が1秒間に何回更新されるかという指標です。
パラパラ漫画でイメージしてみてください。1秒間に10回しかパラパラとめくられない作品と1秒間に60回めくられる作品。
1秒間に60回めくられるパラパラ漫画の方がより滑らかですよね。これを画面では60Hz(ヘルツ)と表記します。
つまりリフレッシュレートが高ければ高いほど滑らかな映像体験を得られるということです。
- リフレッシュレート:ハードウェア側の1秒間あたりの更新回数(Hz)
- フレームレート:ソフトウェア側の1秒間あたりの更新回数(FPS)
Q:ゲーミングモニターにおすすめのサイズは?
ゲーミングモニターに限らずPCモニターは24インチか27インチのどちらかが選ばれる傾向にあります。選ばれやすいこともあり24インチと27インチの製品ラインナップが充実しています。
とりわけeSportsを意識するようなプロ向けモニターは24インチが選ばれることが多いです。
Q:ゲーミングモニターはPC側で設定が必要なの?
ゲーミングモニターは165Hzや240Hzのような高リフレッシュレートに対応するモニターと言い換えることができますが、PC側でリフレッシュレートの設定変更が必要です。
モニターとPCを正しい出力ケーブルで接続したら映像は出力されますが、設定していない状態では60Hz出力のままになっています。
リフレッシュレートの変更はWindowsの設定から「ディスプレイ」→「該当モニターを選択」→「ディスプレイの詳細設定」から変更しましょう。NVIDIAコントロールパネルから「ディスプレイ」→「解像度の変更」から変更しても構いません。
Q:ゲーミングモニターにおすすめのパネルってあるの?
ゲーミングモニターは高リフレッシュレートに対応していることと応答速度が速いことが求められます。
従来パネルによる応答速度の差が大きかったこともあり、ゲーミングモニターならパネルはTNを選ぶことが一般的でした。最近ではパネルによる応答速度の差がかなり縮まっていることから映りの良いIPSパネルのゲーミングモニターが数多く登場するようになりました。
このことからゲーミングモニターはIPSパネルから選ぶことをおすすめしますが、プロ向けに販売されているモニターは依然としてTNパネルが採用しているため、プロ向け環境の構築したい方はTNパネルの本格ゲーミングモニターを選ぶようにしましょう。
おわりに
「ASUS VG27AQ3A」のスペック、レビューまとめでした。新しいモニターを購入する際の参考になれば幸いです。