1920×1080(フルHD)解像度、リフレッシュレート240Hzに対応する27インチのIPSゲーミングモニター「BenQ EX270M」のレビューをまとめます。
そのスペックや特徴、そしてユーザーの使用感をまとめて見ていきましょう。
2025年におすすめのゲーミングモニター
製品名 | ![]() BenQ EX251 | ![]() ASUS VG27AQ3A | ![]() INNOCN 27M2V | ![]() BenQ XL2540K |
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サイズ | 24.5 | 27 | 27 | 24.5 |
解像度 | フルHD | WQHD | 4K | フルHD |
Hz | 220Hz | 180Hz | 160Hz | 240Hz |
パネル | IPS | IPS | IPS | TN |
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目次
BenQ EX270Mの特徴をざっくり
BenQ EX270Mの特徴
- 最大240Hz対応の27インチゲーミングモニター
- スポーツ系ゲーマーも満足の応答速度1ms
- 高さ・チルト・スイベル調整が可能な柔軟なスタンド
- 目の疲労を軽減させるB.I.+機能に対応
BenQ EX270Mがおすすめな人
- 競技性の高いFPS・TPSゲームをプレイする人
- PCゲームで解像度よりも高フレームレートを維持したい人
- PS5やXbox Series Xのような最新コンシューマー機器で利用したい人
本記事公開時点でのAmazonカスタマーレビューには計70件の評価が寄せられ、総合評価4.5/5という評価でした。
BenQ EX270Mのスペック
モニター名 | BenQ EX270M |
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寸法 | 545.4 x 613.8 x 276.8 mm(HxWxD) |
サイズ | 27インチ |
パネル | IPS |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
応答速度 | 1ms |
リフレッシュレート | 240 Hz |
輝度 | 400cd/㎡ 400cd/㎡(HDR) |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 178°/178° |
表示色 | 1670万色 |
色域 | sRGB 99% |
HDCP | 2.2 |
スピーカー | 2W x 2 + 5W ウーファー |
調整機能 | ティルト:-5°/ 15° スウィベル:15°/ 15° 高さ調整:100mm |
VESA | 100x100mm |
入力端子 | HDMI 2.0 x 2 DisplayPort 1.4 x 1 USB-B(Upstream) x 1 USB 3.0(Downstream) x 2 |
付属ケーブル | 電源(1.8m) HDMI 2.0(1.8m) DisplayPort 1.4 (1.8m) USB3.0(1.8m) |
BenQ EX270Mのレビューまとめ
モニター性能
パネル | IPS |
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解像度 | フルHD(1920×1080) |
リフレッシュレート | 240 Hz |
「BenQ EX270M」のモニターはIPSパネル。解像度はフルHD(1920×1080)で、リフレッシュレートはゲーミングモニターの中でも高めの240Hzに対応しています。
メリット | デメリット | おすすめ用途 | |
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OLED | 色の再現度に定評 発色が良い・高コントラスト 視野角が広い 応答速度が速い | 画面の焼き付き対策が必要(動的なスクリーンセーバー等) 高価 | 全般 |
IPS | 色の再現度に定評 発色が良い・高コントラスト 視野角が広い | 価格が他のパネルと比較して高め 応答速度が遅い(最近は改善傾向) | 動画視聴 フォトレタッチ クリエイティブ作業全般 |
VA | 高コントラスト 黒色の表現力に優れる 平均的な視野角(IPS>VA>TN) | 応答速度遅い色の再現度が低い | 動画視聴 |
TN | 応答速度が速い 安価 | 視野角が狭い色の再現度が低い | ゲーム |
ユーザーからの口コミで最も目立つのは、最大リフレッシュレート240Hz(PS5やXbox Series Xなどは120Hz)が安定しているという声。応答速度は1ms(GtG)もあわせて、「動きの速いシーンの残像感を抑えつつ、滑らかに動く」ことに関して高い満足感を獲得しているようです。
「BenQ EX270M」のパネルは、表面処理としてノングレアが採用されています。
メリット | デメリット | おすすめ用途 | |
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グレア (光沢) | 発色が良いコントラストが高い | 環境光の映り込みが大きい目が疲れやすい | 動画・映画視聴ゲーム |
ノングレア (非光沢) | 環境光の映り込みが小さい目が疲れにくい | コントラストが低い (グレアと比べて白っぽく見える) | ネットサーフィンデスクワークゲーム |
輝度 | 400cd/㎡ 400cd/㎡(HDR) |
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コントラスト比 | 1000:1 |
表示色 | 1670万色 |
色域 | sRGB 99% |
「BenQ EX270M」は周囲の照明環境に合わせて映像の明るさを自動的に制御するBenQ独自のHDRi技術による鮮やかな表現が特徴のモニター。
画面の輝度を20段階で調整可能な「Light Tuner」機能、明るい部分を強調することなく暗所を明瞭に映し出す「Black eQualizer」機能など、ゲームプレイの痒い所に手が届く機能が多数搭載されています。
周辺光を感知して輝度と色温度を自動調整することによって目の疲労を軽減させる、BenQ独自のアイケア機能「B.I.+」も総じて好評のようです。
デザイン
「BenQ EX270M」本体は、黒を基調としたカラーデザインです。スタンド足部分は、シルバーとオレンジが目を引く個性的なデザイン。その特別感ある見た目が購入の決め手になった人も少なくないようです。
各種物理ボタンはモニター下部に、各種端子はモニター背面にそれぞれあります。HDRiモードのON /OFFを切り替えるホットキーは、モニタ全面の下辺ベゼルに搭載されています。「スタイリッシュでかっこよく、気に入っている」など、デザインに満足している声もたくさん見られました。
スタンド・モニターアーム
BenQ EX270M | |
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スタンド機能 | ティルト:-5°/ 15° スウィベル:15°/ 15° 高さ調整:100mm |
VESA | 100×100 |
「BenQ EX270M」のスタンドはティルト・スウィベル・高さ調整機能に対応しており、モニターアームを利用する際に必要なVESAマウントにも100×100で対応しています。
モニターの回転機能は搭載されていないので、縦画面モニターとして使用するには別途モニターアームが必要になります。縦画面での使用を検討されている方はご注意ください。
- チルト:モニターの首を上下に調節する機能のこと
- スイベル:モニタースタンドを固定した状態でモニターの向きを左右に調整する機能のこと
- ピボット:モニターを横向きから縦向きに90度回転する機能のこと
- 高さ調整機能:モニターの高さをスタンドで調整する機能のこと
スピーカー
スピーカー | 2W x 2 + 5W ウーファー |
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「BenQ EX270M」には2.1chの高音質 treVoloスピーカーが搭載されています。2.5Wのスピーカーが2基搭載されている上、重低音を補強するサブウーファーも搭載していて、「エネルギッシュな高音から重低音まで迫力のあるサウンドが臨場感を高める」と公称されています。
モニター内蔵のスピーカーに関しては、その期待値がユーザーによって大きく分かれるため、その賛否が割れやすい傾向にありますが、音質に力を入れているということもあって、口コミでも「音がクリア」「ゲームの没入感がスゴイ」とおおむね好評のようです。
しかし一方で、一部ユーザーからは「耳を澄まして聞き分けなければならないような小さい音が再生されない」という不満の声も挙がっています。複数の問い合わせ結果がいずれも「仕様」という返答を受け取っているようですから、小さい音を自動でノイズキャンセリングしてしまう点は避けられないものと考えた方がよさそうです。
モニターのよくある質問
Q:解像度が違うとどう変わるの?
解像度とは画像の密度を示す数値のことです。
はじめて解像度について知ったという方はこの数字が大きいとどうなるのか、小さいとどうなるのかイメージがわかりづらいと思います。画像をご覧ください。

解像度は数字が大きくなると表現できる幅が広がり、なめらかで細かな画像を表示することができるようになります。
主な解像度には以下のようなものがあります。
解像度 (横x縦) | おすすめ用途 | |
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HD | 1280 x 720 | あまり使われない |
フルHD | 1920 x 1080 | 一般用途全般 動画視聴 ゲーム |
WQHD (QHD) | 2560 x 1440 | ゲーム デザイン クリエイティブ作業 |
4K | 3840 x 2160 | 映画視聴 ゲーム デザイン カラーマネジメント |
Q:ゲーミングモニターの解像度はどれがおすすめなの?
基本的にフルHD・WQHD・4Kの中でどれにするかを選ぶことになると思いますが、解像度が大きくなればなるほどPCの要求スペックが高くなることに注意が必要です。
Steamが公開しているハードウェア調査の結果によると2024年時点でSteamを利用しているユーザーの約50%がフルHDのゲーミングモニターを使用しているようです。WQHDが30%、4Kは3%です。

競技系のタイトルをプレイされる方はより高いフレームレートが求められるためフルHDのゲーミングモニターがおすすめです。アクションRPGのような作品を主に楽しむ方はWQHDのゲーミングモニターを視野にいれると良いでしょう。
解像度が高ければ高いほど精細な映像美を楽しむことができますが、高いフレームレートで安定させるには相応のゲーミングPCが必要になるため、現実的にフルHDかWQHDのどちらかがおすすめになります。高性能なゲーミングPCを持っているもしくは購入する予定がある方は4Kゲーミングモニターの購入を検討に入れても良いかも知れません。
Q:リフレッシュレートって何?
リフレッシュレートとは画面が1秒間に何回更新されるかという指標です。
パラパラ漫画でイメージしてみてください。1秒間に10回しかパラパラとめくられない作品と1秒間に60回めくられる作品。
1秒間に60回めくられるパラパラ漫画の方がより滑らかですよね。これを画面では60Hz(ヘルツ)と表記します。
つまりリフレッシュレートが高ければ高いほど滑らかな映像体験を得られるということです。
- リフレッシュレート:ハードウェア側の1秒間あたりの更新回数(Hz)
- フレームレート:ソフトウェア側の1秒間あたりの更新回数(FPS)
Q:ゲーミングモニターにおすすめのサイズは?
ゲーミングモニターに限らずPCモニターは24インチか27インチのどちらかが選ばれる傾向にあります。選ばれやすいこともあり24インチと27インチの製品ラインナップが充実しています。
とりわけeSportsを意識するようなプロ向けモニターは24インチが選ばれることが多いです。
Q:ゲーミングモニターはPC側で設定が必要なの?
ゲーミングモニターは165Hzや240Hzのような高リフレッシュレートに対応するモニターと言い換えることができますが、PC側でリフレッシュレートの設定変更が必要です。
モニターとPCを正しい出力ケーブルで接続したら映像は出力されますが、設定していない状態では60Hz出力のままになっています。
リフレッシュレートの変更はWindowsの設定から「ディスプレイ」→「該当モニターを選択」→「ディスプレイの詳細設定」から変更しましょう。NVIDIAコントロールパネルから「ディスプレイ」→「解像度の変更」から変更しても構いません。
Q:ゲーミングモニターにおすすめのパネルってあるの?
ゲーミングモニターは高リフレッシュレートに対応していることと応答速度が速いことが求められます。
従来パネルによる応答速度の差が大きかったこともあり、ゲーミングモニターならパネルはTNを選ぶことが一般的でした。最近ではパネルによる応答速度の差がかなり縮まっていることから映りの良いIPSパネルのゲーミングモニターが数多く登場するようになりました。
このことからゲーミングモニターはIPSパネルから選ぶことをおすすめしますが、プロ向けに販売されているモニターは依然としてTNパネルが採用しているため、プロ向け環境の構築したい方はTNパネルの本格ゲーミングモニターを選ぶようにしましょう。
おわりに
「BenQ EX270M」のスペック、レビューまとめでした。新しいモニターを購入する際の参考になれば幸いです。