3840×2160(4K)解像度、リフレッシュレート160Hzに対応する27インチのIPSゲーミングモニター「INNOCN 27M2V」のレビューをまとめます。
そのスペックや特徴、そしてユーザーの使用感をまとめて見ていきましょう。
2025年におすすめのゲーミングモニター
製品名 | ![]() BenQ EX251 | ![]() ASUS VG27AQ3A | ![]() INNOCN 27M2V | ![]() BenQ XL2540K |
---|---|---|---|---|
サイズ | 24.5 | 27 | 27 | 24.5 |
解像度 | フルHD | WQHD | 4K | フルHD |
Hz | 220Hz | 180Hz | 160Hz | 240Hz |
パネル | IPS | IPS | IPS | TN |
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目次
INNOCN 27M2Vの特徴をざっくり
INNOCN 27M2Vの特徴
- 160Hz対応の4Kゲーミングモニター
- Display HDR 1000対応
- Mini LEDバックライト搭載の量子ドットIPSパネル
INNOCN 27M2Vがおすすめな人
- 4K HDRゲーミングモニターが欲しい人
- コスパがいい新世代機に買い替えを検討している人
- PCゲームで高フレームレートにこだわりたい人
本記事公開時点でのAmazonカスタマーレビューには計25件の評価が寄せられ、総合評価4.1/5という評価でした。
INNOCN 27M2Vのスペック
モニター名 | INNOCN 27M2V |
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寸法 | 598.7 x 714.4 x 306 mm(HxWxD) |
サイズ | 27インチ |
パネル | IPS |
解像度 | 4K(3840×2160) |
応答速度 | 1ms |
リフレッシュレート | 160 Hz |
輝度 | 700cd/m 2 1000cd/m 2(HDR) |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 178°/178° |
表示色 | 10.7億色 |
色域 | sRGB 99% DC1-P3 99% Adobe RGB 99% ∆E<2 |
HDCP | – |
スピーカー | あり |
調整機能 | ティルト:-5°/ 20° スウィベル:20°/ 20° ピボット:90° 高さ調整:120mm |
VESA | 100x100mm |
入力端子 | HDMI 2.1 x 2 DisplayPort 1.4 x 1 USB-C(90W給電、DisplayPort Alt Mode) x 1 USB-B (Upstream)x 1 USB 3.0 x 3 |
付属ケーブル | 電源 HDMI 2.1 Display Port 1.4 USB Type-C USB Type-B |
INNOCN 27M2Vのレビューまとめ
モニター性能
パネル | IPS |
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解像度 | 4K(3840×2160) |
リフレッシュレート | 160 Hz |
「INNOCN 27M2V」のモニターはIPSパネル。解像度は4K(3840×2160)で、リフレッシュレートは160Hzに対応しています。
メリット | デメリット | おすすめ用途 | |
---|---|---|---|
OLED | 色の再現度に定評 発色が良い・高コントラスト 視野角が広い 応答速度が速い | 画面の焼き付き対策が必要(動的なスクリーンセーバー等) 高価 | 全般 |
IPS | 色の再現度に定評 発色が良い・高コントラスト 視野角が広い | 価格が他のパネルと比較して高め 応答速度が遅い(最近は改善傾向) | 動画視聴 フォトレタッチ クリエイティブ作業全般 |
VA | 高コントラスト 黒色の表現力に優れる 平均的な視野角(IPS>VA>TN) | 応答速度遅い色の再現度が低い | 動画視聴 |
TN | 応答速度が速い 安価 | 視野角が狭い色の再現度が低い | ゲーム |
ユーザーからの口コミからは、「INNOCN 27M2V」がコストパフォーマンスの点で高い満足感を獲得していることが分かります。最高160Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度、そして発色に優れるIPSパネルという家庭用ゲーミングモニターとしては文句なしのスペックが低価格で手に入ることに関する声が多いようです。
「INNOCN 27M2V」のパネルは、表面処理としてノングレアが採用されています。
メリット | デメリット | おすすめ用途 | |
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グレア (光沢) | 発色が良いコントラストが高い | 環境光の映り込みが大きい目が疲れやすい | 動画・映画視聴ゲーム |
ノングレア (非光沢) | 環境光の映り込みが小さい目が疲れにくい | コントラストが低い (グレアと比べて白っぽく見える) | ネットサーフィンデスクワークゲーム |
輝度 | 700cd/m 2 1000cd/m 2(HDR) |
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コントラスト比 | 1000:1 |
表示色 | 10.7億色 |
色域 | sRGB 99% DC1-P3 99% Adobe RGB 99% ∆E<2 |
「INNOCN 27M2V」は、量子ドットIPSパネルによる圧倒的な色鮮やかさで、表現可能な色域が一般的なIPSパネルモニタよりもぐっと引き上げられているのが特徴のモニター。Mini LEDバックライトを採用しているので明暗のコントラストにも優れます。「暗いシーンも見やすくて綺麗」と好評のようです。
一方で、「搭載されているファンの駆動音が気になることがある」「HDR使用時に画面が暗くなることがある」などの報告も散見されます。
デザイン
「INNOCN 27M2V」の本体は、銀を基調としたメタリックなカラーデザイン。一般的には本体色が黒いモニターが多いこともあって、その特別感あるデザインを求めて購入を決める人もいるようです。
モニター設定用の物理ボタンはモニタ向かった右下にありますが、リモコンが付属していないこともあって「設定が面倒」「設定ボタンの操作性が悪い」というレビューは目立ちました。この点は使用の仕方によっては気になる方もいらっしゃるかと思います。
スタンド・モニターアーム
INNOCN 27M2V | |
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スタンド機能 | ティルト:-5°/ 20° スウィベル:20°/ 20° ピボット:90° 高さ調整:120mm |
VESA | 100×100 |
「INNOCN 27M2V」のスタンドはティルト・スウィベル・ピボット・高さ調整機能に対応しており、モニターアームを利用する際に必要なVESAマウントにも100×100で対応しています。
ただし、VESAマウントに関しては取り付け部分にある突起が原因で「一部取り付けられないマウンターがあった」という声も見られました。場合によってはスペーサー等を使用する必要が出てくるかもしれません。
- チルト:モニターの首を上下に調節する機能のこと
- スイベル:モニタースタンドを固定した状態でモニターの向きを左右に調整する機能のこと
- ピボット:モニターを横向きから縦向きに90度回転する機能のこと
- 高さ調整機能:モニターの高さをスタンドで調整する機能のこと
スピーカー
スピーカー | あり |
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「INNOCN 27M2V」には内蔵スピーカーが搭載。ヘッドフォンジャックもあります。
その音質については「良くも悪くも特徴はない」という声がほとんどで、「リビングで使う時に便利」などライフスタイルによってその有無が評価されている程度のものでした。
モニターのよくある質問
Q:解像度が違うとどう変わるの?
解像度とは画像の密度を示す数値のことです。
はじめて解像度について知ったという方はこの数字が大きいとどうなるのか、小さいとどうなるのかイメージがわかりづらいと思います。画像をご覧ください。

解像度は数字が大きくなると表現できる幅が広がり、なめらかで細かな画像を表示することができるようになります。
主な解像度には以下のようなものがあります。
解像度 (横x縦) | おすすめ用途 | |
---|---|---|
HD | 1280 x 720 | あまり使われない |
フルHD | 1920 x 1080 | 一般用途全般 動画視聴 ゲーム |
WQHD (QHD) | 2560 x 1440 | ゲーム デザイン クリエイティブ作業 |
4K | 3840 x 2160 | 映画視聴 ゲーム デザイン カラーマネジメント |
Q:ゲーミングモニターの解像度はどれがおすすめなの?
基本的にフルHD・WQHD・4Kの中でどれにするかを選ぶことになると思いますが、解像度が大きくなればなるほどPCの要求スペックが高くなることに注意が必要です。
Steamが公開しているハードウェア調査の結果によると2024年時点でSteamを利用しているユーザーの約50%がフルHDのゲーミングモニターを使用しているようです。WQHDが30%、4Kは3%です。

競技系のタイトルをプレイされる方はより高いフレームレートが求められるためフルHDのゲーミングモニターがおすすめです。アクションRPGのような作品を主に楽しむ方はWQHDのゲーミングモニターを視野にいれると良いでしょう。
解像度が高ければ高いほど精細な映像美を楽しむことができますが、高いフレームレートで安定させるには相応のゲーミングPCが必要になるため、現実的にフルHDかWQHDのどちらかがおすすめになります。高性能なゲーミングPCを持っているもしくは購入する予定がある方は4Kゲーミングモニターの購入を検討に入れても良いかも知れません。
Q:リフレッシュレートって何?
リフレッシュレートとは画面が1秒間に何回更新されるかという指標です。
パラパラ漫画でイメージしてみてください。1秒間に10回しかパラパラとめくられない作品と1秒間に60回めくられる作品。
1秒間に60回めくられるパラパラ漫画の方がより滑らかですよね。これを画面では60Hz(ヘルツ)と表記します。
つまりリフレッシュレートが高ければ高いほど滑らかな映像体験を得られるということです。
- リフレッシュレート:ハードウェア側の1秒間あたりの更新回数(Hz)
- フレームレート:ソフトウェア側の1秒間あたりの更新回数(FPS)
Q:ゲーミングモニターにおすすめのサイズは?
ゲーミングモニターに限らずPCモニターは24インチか27インチのどちらかが選ばれる傾向にあります。選ばれやすいこともあり24インチと27インチの製品ラインナップが充実しています。
とりわけeSportsを意識するようなプロ向けモニターは24インチが選ばれることが多いです。
Q:ゲーミングモニターはPC側で設定が必要なの?
ゲーミングモニターは165Hzや240Hzのような高リフレッシュレートに対応するモニターと言い換えることができますが、PC側でリフレッシュレートの設定変更が必要です。
モニターとPCを正しい出力ケーブルで接続したら映像は出力されますが、設定していない状態では60Hz出力のままになっています。
リフレッシュレートの変更はWindowsの設定から「ディスプレイ」→「該当モニターを選択」→「ディスプレイの詳細設定」から変更しましょう。NVIDIAコントロールパネルから「ディスプレイ」→「解像度の変更」から変更しても構いません。
Q:ゲーミングモニターにおすすめのパネルってあるの?
ゲーミングモニターは高リフレッシュレートに対応していることと応答速度が速いことが求められます。
従来パネルによる応答速度の差が大きかったこともあり、ゲーミングモニターならパネルはTNを選ぶことが一般的でした。最近ではパネルによる応答速度の差がかなり縮まっていることから映りの良いIPSパネルのゲーミングモニターが数多く登場するようになりました。
このことからゲーミングモニターはIPSパネルから選ぶことをおすすめしますが、プロ向けに販売されているモニターは依然としてTNパネルが採用しているため、プロ向け環境の構築したい方はTNパネルの本格ゲーミングモニターを選ぶようにしましょう。
おわりに
「INNOCN 27M2V」のスペック、レビューまとめでした。新しいモニターを購入する際の参考になれば幸いです。